半分、青い。8話「ワコさんちの子」感想

半分、青い。8話は、鈴愛が川に落ちそうになって律が支えるところから始まります。鈴愛は律と別れると、振り返り笛を三回拭いて律の名を呼び振り返らせます。

 

「なんだよ」と言われて鈴愛は名前を呼んだだけだと楽しそうに答え、二人はお互いの家に帰って行きました。ブッチャの家では、ご婦人たちが商店街の夏祭りの飾りを作っていました。

 

子供たちはトランプで遊んでいます。ブッチャの姉も居ましたがどうやらあまりいい性格ではないようです。集まったご婦人たちはブッチャの家のウォッシュレットに興味津々でトイレに並んでいました。

 

仙吉の提案で、鈴愛たちは一家で廉子のお墓参りにやってきました。仙吉が手に持っている長いものを鈴愛は不思議そうに何なのかと質問していました。

 

仙吉は大事なものと答えます。仙吉はお墓の前で糸電話を見せ、三途の川はこの世にないと鈴愛に教えると、鈴愛は「そんな気はしとった」と答えました。

 

おばあちゃんとはもう話せないことが寂しいと鈴愛が言うと、仙吉は胸に手を当てて「そんなことは無いここにもおるし空にもおる」と鈴愛を励まします。

 

仙吉は空に向って「廉子さーん」と声をかけます。鈴愛も仙吉も晴も弟・草太もそれぞれの呼び方で廉子に呼びかけます。なんだか少し泣けてしまいました。

 

宇太郎は廉子のマネをしてみんなの呼びかけに答えて笑っていました。家で、鈴愛が草太とテレビを見ていると晴は一斗缶を律にぶつけてしまった話を医者の貴美香から聞き黙っていたことを嘘つきだと言って鈴愛を叱り始めます。

 

鈴愛は怒る晴に泣いて怒り返し、晴はいい匂いじゃないワコおばさんの方がいい匂いだと文句を言い始めました。定食屋であるため油のにおいがするなどととにかく文句ばかり泣きながら言っていました。

 

「ワコおばちゃんなら分かってくれる」という言葉に晴は「そんなにワコさんがいいならワコさんちの子になりなさい」と言い返すと鈴愛は「ワコおばちゃん家の子になる」と言って飛び出していってしまいました。

 

晴は鈴愛が名前を馬鹿にされていることを知りません。母と娘の売り言葉に買い言葉は自分にも身に覚えがあるので、なんだか他人事と思えませんでした。

 

小学生の子供が一人家を飛び出すというのは今の時代ではなんだか考えられませんが当時はあり得ることだったかもしれません。

 

でも心配になる親の気持ちは変わらないので晴はとても心配していると思いました。鈴愛が自分はどこに行けばいいのかとうつむいて泣いているところで今回のお話はおしまいです。

半分、青い。7話「天国との会話」感想

喫茶店で鈴愛の最終目的は三途の川を糸電話でつなげたい律をマグマ大使のように笛で呼びつけることを謝るワコは律は難しい性格の子鈴愛から律に夢がある将来の夢はノーベル賞を取ること
子供らしい夢鈴愛はいい子だ律は鈴愛のおかげで夢を語る相手を持っている。

 

小学校かぐや姫が居なくなっておじいさんとおばあさんはどう思ったか律は名指しで怒りだします。ちょっと信じられない。

 

鈴愛は話しに割って入り、律は本当にそう思ったのではないかと丁寧に鈴愛が考える律の思考を説明すると律は、ちょっと違うと答えてしまい、鈴愛は怒りだしてしまいました。

 

宇太郎は祖父・仙吉を元気づけるために糸電話を作ったことを知り、自分も廉子と話したいとしんみり晴と話していました。仙吉はひとり畑仕事を

 

放課後、鈴愛をおちょくって怒らせ、鈴愛がゴミ箱代わりの一斗缶を投げてしまい、それを庇った律の頭に当たってしまいました。

 

病院の待合室でワコは診察室に残り、初めて不安だったことを話し何事もなかったことに安どして泣きそうになっていまいた。帰り道、鈴愛は母親に一斗缶の事を話さなければならないと律に話していました。

 

律は話さなくても大丈夫だと言いますが、晴は怒ると怖いので話さなければと説明します。しかし、一斗缶の経緯を説明するには、晴が付けてくれた名前を馬鹿にされたことを晴に話さなければならなくなる、それが嫌だと説明していました。

 

律は鈴愛の名前はいいと思うと鈴愛に言うと、嬉しそうに晴は律の名前がかっこいいから負けないぐらい良い名前を付けたかったと教えていました。鈴愛が川を渡ろうとして、石に飛び乗った瞬間様子がおかしくなるところで今回のお話はおしまいです。

半分、青い。6話「お腹の中の鈴愛と糸電話」感想

半分、青い。6話は、川に落ちた律を鈴愛が背負って急いで走っているところから始まります。律の家で母・ワコが律の手当をすると、ワコは女の子の鈴愛に背負わせたことを律に怒り始めました。

 

鈴愛は止めに入りますが、律はおしりをペチっと叩かれてしまいました。そして、糸電話は没収されてしまい、律がお風呂に行かせて、他の三人にはココアとお絵かきのための裏紙とクレヨンを出してくれました。

 

お風呂場で明るい色の青いクレヨンは使わないようにみんなに伝えてくれと言われてワコは笑っていました。鈴愛が書いた絵が上手でみんなが褒めます。

 

ロケット人間の説明をして、想像を膨らませて笛を吹いていると、タダの笛じゃないかと言われて自分にはロケット人間を呼び出す特殊な笛の音に聞こえると答えていました。

 

ワコが古い話を良く知っていると感心していると、鈴愛の家の定食屋では宇太郎が客寄せのために漫画をいっぱいそろえて置いて居ることを鈴愛は説明しました。

 

一方、仙吉はカエルをよけようとして自転車で転び、病院で手当てされていました。打撲だけで済んだようですが、年配であるため医師の貴美香も鈴愛の母・晴も仙吉を心配していました。

 

禁煙中なのにタバコを買いに行こうとしていたので、カエルのおかげと貴美香はとらえて、「カエルは廉子さんかもね」と亡くなった仙吉の妻・廉子の事を話していました。

 

夜中、鈴愛は母を起こして夢の話を始めます。三本足のムーミンパパ、落ちた先に居たワニの話を晴はきちんと聞いて一緒に騒いでいました。

 

そして、鈴愛は糸電話をして遊んでいたことを話し、晴もやったことがあるのかと質問すると、晴は、お腹の中に居る鈴愛と糸電話をしたと話していました。

 

お腹の中に居た鈴愛の話から、晴は鈴愛が元気に産まれてくるか心配だったことを話します。産まれてきてからも小さくて壊れそうで心配だったことを説明し、大きく元気に育った鈴愛を抱きしめて、神様に感謝していました。

 

生まれたての赤ちゃんは本当に壊れそうで抱っこするのも怖いぐらいですよね。鈴愛は「大丈夫や鈴愛は生きとる」と晴に抱き着いてじゃれ始めると、宇太郎も起きだして、三人で騒いでいました。

 

翌朝、朝食は卵かけごはんをみんなで食べながら、鈴愛は律が川に落ちたことを晴に報告すると、なぜすぐに報告しないのかと晴は怒っていました。

 

すると、律の母・ワコが訪れました。晴はワコさんが文句を言いに来たのかと脅えながら玄関に向います。玄関でワコが糸電話に使った棒を片手に、にっこりしながら立っているところで今回のお話はおしまいです。

半分青い5話「愛の告白?」感想

半分、青い。5話は、鈴愛と律のもとにブッチャが現れるところから始まります。鈴愛がブッチャを見て帰ろうとすると律が引き留めて、ブッチャは金持ちだと話します。

 

律はお金持ちのブッチャに川を渡るための船のお金を払わせようとたくらんでいることを鈴愛に話しました。それを聞いた鈴愛は「ブッチャはカネヅルか」と悪そうな顔をしていました。

 

鈴愛に気づいたブッチャはまた鈴愛を「カラス」と言って二人はまた喧嘩になっていました。その後、律とブッチャは鈴愛が誰を連れて来るのかと話をしていました。

 

鈴愛は菜生ちゃんを誘い、二人で道を歩いていると高級車に乗ったブッチャの母・富子が現れて、高圧的に挨拶してきました。

 

ブッチャの事を「うちの龍之介は今、英語教室に行っている」と言って去って行きました。当のブッチャは河原で鈴愛たちを待っています。

 

四人が集まって、船に乗せてもらおうとすると、風が強すぎて今日は船を出せないと言われてしまいました。鈴愛の家では仙吉が畑で採れた食材を持って帰ってきました。

 

晴がお茶を入れようかと声をかけますが、仙吉はそれを断って奥に引っ込んでしまいました。足元に転がっていたランドセルを見つけ、中を見ると、点数が低いテストが出てきました。

 

テストの点数を全部足しても100点にならないと宇太郎に不満を言っていると、宇太郎はテスト用紙の裏に書かれている絵を絶賛して、晴も自分がきれいに描かれていて少し喜んでいる様子でした。

 

鈴愛は橋を見つけて律たちに糸電話の端を持ってもらい、菜生ちゃんと二人で橋を渡って行きます。ブッチャは律と仲良くなれそうな雰囲気でした。

 

宇太郎は仙吉の元気が無いことを心配しているようで、色々声をかけますが仙吉はふて腐れた様子です。タバコを買いに行くと出かけてしまいます。

 

晴は仙吉がタバコを止めていたのにと心配していました。鈴愛は川の向こう岸について、律と二人で名前を呼び合います。糸電話は大成功でお互いの声が聞こえていました。

 

名前を呼び合う二人にブッチャは「愛の告白か」とツッコミを入れていました。糸電話も100mも長いと大人でも面白そうと思ってしまいました。

 

楽しそうに呼び合っていましたが、虫に驚いて鈴愛が糸電話を持って暴れてしまい、向こう岸にいた律が川に落ちてしまいました。

 

その時、仙吉は自転車で走っていると、道端にいるカエルをよけようと転んでしまいました。鈴愛と仙吉が「やっちまった」とつぶやいているところで今回のお話はおしまいです。

半分青い4話「助っ人ブッチャ」感想

半分、青い。4話は、小学生になった鈴愛が椅子からひっくりかえり、先生が心配して駆け寄るところから始まります。

 

鈴愛が天井のシミを見て、般若の顔みたいだと言っているとクラスメイトのブッチャと呼ばれている男の子に自分の名前を茶化されて喧嘩になっていました。

 

鈴愛はおてんばな女の子なようです。鈴愛の家の定食屋さんではお客さんの注文を仙吉が間違えて少し落ち込んでいる様子でした。

 

そして、廉子は一年前に亡くなっていました。鈴愛は学校から帰宅すると畑に居る仙吉を見つけて元気よく声をかけます。仙吉は孫の顔を見て笑顔になります。

 

鈴愛は家に入り、ランドセルを放り投げてキャベツを抱えて走り出しました。雀が向かった先は律の家で、二階の窓に向って声をかけ笛を吹くと、律が出てきました。

 

お礼と言って、仙吉の畑で採れたキャベツを渡していました。律に「ふるさと」をリクエストして、鈴愛は外でそのピアノの音楽を聞いていました。

 

律のピアノが終わると、鈴愛は走って帰ろうとします。律の母・ワコさんに呼び止められてシフォンケーキをごちそうになっていると、律は「あれが完成した」と鈴愛に告げました。

 

作業場のような部屋に移動し、置いてあったものを鈴愛が不思議そうにこれは何だと騒いでいると、律は永久機関について熱く語りだし、「ノーベル賞を取る」と宣言していました。

 

鈴愛は「例のものは」と話を元に戻すと、律が例のものを取り出しました。それは「川をまたぐ糸電話」鈴愛はこれで、亡くなったおばあちゃんと話をして、おばあちゃんが亡くなってから元気が無いおじいちゃんを元気づけるのだと力説していました。

 

川は三途の川の事だったようです。律は「本気か?」とつぶやいていました。

 

広い川のほとりで、二人では無理だと怖気づいた鈴愛に律は「助っ人を呼んである」といい、そこへクラスメイトのブッチャが現れるところで今回のお話はおしまいです。

半分青い3話「すずめ」感想

半分、青い。3話は、ワコさんが赤ちゃんと添い寝をしていて、夫・弥一も嬉しそうに赤ちゃんの頭を撫でていました。

 

新生児室にそろう二人の赤ちゃん、見つめ合っていてとてもかわいいです。仙吉と廉子が晴たちのお見舞いに訪れて、浴衣やさらし布を持ってきてくれました。

 

晴はワコさんのところへさらし布をお裾分けしに行きました。晴はワコさんの予定日に分娩室を占領してしまって申し訳ないとワコさんに改めて謝り、さらし布をワコさんに渡していました。

 

壁に張ってあった「律」の名前の紙を見て、晴は自分の子供の名前の事をすっかり忘れていたことに気づいたようです。

 

病室では、仙吉が名前ノートを持ち出して宇太郎にどの名前がいいか詰め寄っていましたが、宇太郎は苦労して生んだ晴に名前を付けさせたいと言って断っていました。

 

すると、廉子が宇太郎の日記をこっそり読んでいたらしく、中学生のころに振られたクミコちゃんの名前を付けるのではないのかと口をだして、日記を読まれていたことを宇太郎が怒って三人で騒いでいました。

 

医師の貴美香は看護師さんと子供を産む幸せについて話していました。貴美香は独身で子供を産んだ経験はないけれど、お産の後に他の理由で受診にやってくるママたちの子供の事を話す顔には幸せに溢れていることを話します。

 

看護師さんにはぜひ子供を産んでほしいと笑って言っていました。晴は自分の病室に戻り、ワコさんの赤ちゃんの名前である「律」がかっこいいと絶賛していました。

 

仙吉は晴たちの子供を「つくし」と名付けることを希望していました。名前を書いた紙を宇太郎から渡され、晴は一日考えようとつぶやいて寝てしまいました。

 

翌朝、窓から電線に止まった雀をみて、「『すずめ』ってかわいない?」と一人でつぶやいていました。

 

時は進み、小学校3年生になった鈴愛が授業中、電線に止まっている雀を眺めているところを教師に注意され、椅子からひっくり返っているところで今回のお話はおしまいです。

半分青い2話「難産と安産」感想

半分、青い。2話は、へその緒が首に巻きついてしまい、晴のお産が進まないところから始まります。医者の貴美香に帝王切開をするかもと話されると、晴は陣痛に苦しみながら手術の傷跡の心配をしていました。

 

病院の待合室ではワコさんという人がお産の順番をのんびり待っていました。のんびりした雰囲気のワコさんは陣痛にも気づかないようで怖いです。

 

宇太郎は家に電話して晴の状況を説明していました。帝王切開の話が出ていましたが、赤ちゃんが自力で出ようをしているため、そのまま自然分娩することになったようです。

 

病院の待合室では、ワコさんがさすがに自分の陣痛に気づいて看護師さんに声をかけようとしていましたがだれもいません。陣痛が来ている状態でこの状況はなかなか怖いことです。

 

晴は分娩室でいよいよお腹を押してもらい本格的にお産を始めようとしていました。仙吉と廉子が待合室に訪れ、ワコさんに気づいて声をかけます。

 

通り過ぎていこうとする仙吉たちを何とか呼び止めて、看護師さんたちに知らせてもらえたようで、ワコさんはそのまま待合室で出産することになりました。

 

それを聞いた晴が分娩室のベッドを開けようとすると、外から赤ちゃんの声が聞こえてきて、ワコさんの出産はあっさり終わっていました。

 

晴も再び陣痛が来て、無事に出産を終えました。宇太郎と仙吉たちが晴のところにやってきて、みんなで出産を喜んでいました。

 

晴は赤ちゃんの顔見て「お猿さんみたい」と言っていましたが、生まれたての赤ちゃんに「お猿さんみたい」と言ってしまう母親は大勢いそうです。

 

しばらくするととてもかわいくなりますが、産まれたてはみんな同じです。律は出産直後でも新生児を見慣れている看護師さんたちが認めるほどしっかりした顔をしていたようです。

 

ワコさんの赤ちゃんと晴の赤ちゃんが見つめ合っているところで今回のお話はおしまいです。

半分青い1話「私、産まれたい!」感想

半分、青い。1話は、鈴愛が律から傘を渡されるところから始まります。鈴愛は小さいころに罹ったおたふくかぜが原因で片方の耳が聞こえません。

 

聞こえ方が右と左で違うことを面白いと思う前向きな鈴愛は律が渡してくれた傘で帰宅します。時はさかのぼり、1971年の夏、岐阜県東美濃市。

 

父・宇太郎のいびきがうるさいと母・晴のお腹の中の鈴愛らしき赤ちゃんが動きます。陣痛が始まり、宇太郎と晴はタクシーで病院に向います。

 

家では、宇太郎の父・仙吉が「遅い!」とそわそわしていると、廉子は「果報は寝て待て」と言って寝室に行ってしまいました。

 

しかし、夜中になると、廉子が起きだして何かを縫っていました。赤ちゃんのものを作っているのでしょうか。仙吉の枕も元には名前がびっしり書かれたノートが置いてあり、それを廉子が見つけて笑っていました。

 

病院で晴たちは、お腹の中の赤ちゃんがいつの間にか寝てしまい、お産が進まない状況でした。少し落ち着いた晴がお腹を優しくトントンしながら微笑んでいました。

 

話は少しさかのぼり、宇太郎が定食屋さんで働いていました。テレビを見ながらお客さんが楽しそうに食事をしていました。

 

晴は腎臓の持病があり子供を作る気はなかったのですが、妊娠がわかり戸惑っていました。宇太郎は「晴さんが元気なのがいい」といいましたが、医者の貴美香も大丈夫だと言っていたので大丈夫だと晴を励まします。

 

「晴さんに任せる」と宇太郎が言うと、晴は「産みたい」と笑顔で答えていました。お産に戻り、晴が苦しむ中、貴美香が赤ちゃんの首にへその緒が絡まっていると宇太郎に説明します。

 

「私、産まれたい!」と心で叫んでいる赤ん坊の鈴愛がお腹の中で必死に動いているところで今回のお話はおしまいです。

わろてんか139話「世間の風当たり」感想

わろてんか139話は、内務省の人がてんの説得で台本を読みなおすところから始まります。二人でセリフを読み合わせていると、内務省の人が思わず笑ってしまい和やかな雰囲気になっていました。

 

 

しかし、「修正しない限り検閲保留を解くわけにはいかない」と言われてしまいました。てんは、伊能氏が映画に関わっていることが原因だからなのかと質問しました。内務省の人は黙り込んでしまい、質問が当たっているとてんは認識しました。

 

 

てんが北村笑店に帰ってくると、映画部の人間が全員待っていました。検閲は保留のままで、てんは頭を下げて謝ります。伊能氏は話を聞いて、みんなに謝ります。肝心な場面で検閲が止まってしまったのは、新世紀シネマの横やりが入ったせいだと説明しました。

 

 

みんなが映画は作れないのかと落ち込んでいると、伊能氏は「手はある」といい、今回に限り手直しが入ってしまったが方向性は間違っていないと説明すると、その言葉にみんながやる気を取り戻していました。

 

 

伊能氏はてんに声をかけ、二人きりで話をします。伊能氏は自分のせいだといい、自分がかかわっている以上検閲は通らないと言われたのではないかと、てんに聞きました。てんは内務省の人は台本さえ直せば大丈夫だと言ってくれたと笑って答えました。

 

 

翌日の新聞で、てんの通天閣買取りが売名行為だと叩かれていました。吉蔵やトキが憤慨していると、てんは笑ってこんなこと気にしないで頑張ろうと明るくいい、新聞をゴミ箱に捨ててしまいました。

 

 

しかし、風当たりは強くなり、通天閣買取り反対の抗議団体が寄席に押しかけてきていました。抗議団体は全員女性で、てんの映画がいやらしくはしたないと抗議をしてきました。

 

 

台本も読まずに批判され、てんが怒りだします。台本を読んでもらえれば分かってもらえる、自分の台本はいやらしくもはしたなくもないと毅然とした態度を取ると、抗議団体の女性たちは何も言い返せずに黙ってしまいました。

 

 

楽屋では、芸人たちがてんへの記事で、それに乗せられてしまう世間について文句を言っていると、伊能氏が襖の向こうでそれを聞き、なにか考え込んでいました。てんの自宅では、てんが藤吉と並んで座っていました。

 

 

藤吉は「おれとてんだけはずっと栞君の味方や」というと、てんはもちろんだと同意します。けれど、伊能氏は自分が居る限り映画が日の目を見ることは無いと考えているだろうと藤吉は伊能氏の気持ちを口にしていました。

 

 

てんは、「今度は伊能さんを自分が助ける番だ」と藤吉に言い、急いで出かけて行きます。早朝の事務所に伊能氏が現れて、てんの机に封筒を置くところで今回のお話はおしまいです。

わろてんか138話「新世紀シネマの妨害」感想

わろてんか138話は、楓さんが台本を書き上げて、てんに渡しているところから始まります。内務省に呼び出されて、「お笑い忠臣蔵」の台本について指摘を始めます。

 

 

緊張しながらてんと風太が話を聞くと、指摘内容は単純な設定の間違いで、てんたちは拍子抜けしていました。検閲は無事通り、事務所ではお祝いをしていました。

 

 

配役についてトキが伊能氏に聞くと、伊能氏が答える前にほかの人が横から口を出して伊能氏が話せないほどみんなが盛り上がっていました。伊能氏が事務所の壁に掲げている藤吉の写真を眺めていると、風太が話しかけます。

 

 

風太は北村笑店で喜劇映画が作れることに感慨深い様子で、これからもてんを支えてくださいと頭を下げました。夕方、あさりさんが配役に不満で事務所の裏口で落ち込んでいました。

 

 

歌子が声をかけ外で台本の内容を話していると、壁の外から誰かが聞き耳を立てていました。すると、翌日内務省から「お笑い忠臣蔵」が検閲保留になった連絡を受けました。

 

 

急いで内務省に向うと、恋愛を分からないように盛り込んでいるのではないかと指摘され、指摘カ所が直せなければ、検閲を通すことが出来ないと言われてしまいました。

 

 

北村笑店でみんなががっかりしていると、まるでだれかが妨害しているようだとキースが話していました。伊能氏はそれを聞いて何か考えている様子です。

 

 

伊能氏が事務所からでると、新世紀キネマの工藤が伊能氏に声をかけました。工藤が「あなたがかかわる映画が日の目を見ることは無い」といい、伊能氏が国にとって自由主義的傾向がある要注意人物だと少し意地悪そうに説明しました。

 

 

伊能氏が検閲保留は新世紀キネマの差し金かと聞くと、工藤は「お国にご忠告しただけだ」と言って立ち去って行きました。後ろから見ていたてんは心配そうに伊能氏を見ていました。

 

 

翌日、伊能氏が事務所に入って行くと、風太が誰かと電話していました。それはてんからのようで東京に行っているという連絡だったようです。てんは内務省に行き、台本をもう一度読んでほしいと内務省の人に頭を下げました。

 

 

内務省の人が台本を直していないなら検閲を通すことはできないと言い、席を立って出ていこうとします。てんは立ち上がり、つらい事を乗り越えるためにはたっぷり泣いてたっぷり笑うことで国にたてつく気はないと説明しました。

 

 

てんの話を聞いて、内務省の人が席に戻り、「安兵衛とほりの別れの場面、僕は好きです。」という所で今回のお話はおしまいです。検閲のやり取りはなんだか三谷幸喜の「笑の大学」を思い出してしまいました。