わろてんか第3週16話の感想「手紙のお礼」

わろてんか16話は、儀兵衛に蔵にかくまっていた藤吉たちが見つかり、儀兵衛が怒りながら「全員を座敷にひったてい!」というところから始まります。

 

儀兵衛はリリコに話を聞いたと説明し、事情あるにせよ嫁入り前の娘が男を連れ込むことに腹を立てていました。それを手伝った風太やトキやりんも怒られてしまいます。

 

儀兵衛は藤吉が跡取り長男と聞いて、さらに怒ります。てんは長女で家を継ぐのだといい、長男長女が結ばれることはないと言い切りました。てんはそんなつもりはないと言いますが、儀兵衛はてんを蔵へ連れていこうとします。

 

藤吉に呼び止められて、二人は見つめ合います。しかし、儀兵衛は強引にてんを引っ張っていってしまいました。藤吉はキースとリリコに連れられて帰ろうとしますが、藤吉は「てんちゃんが泣いとった」といって一人で引き返していきました。

 

夜、しずはてんにご飯を持ってきてくれました。しずは手紙の主が藤吉だったのかと質問します。てんは自分の気持ちがイマイチ理解できない様子でした。ご飯を食べないことを儀兵衛も少し心配しています。

 

しずは儀兵衛が燃やしてしまった手紙の相手だと言うと、儀兵衛はさらにてんを藤吉には会わせられないといい、ご飯も儀兵衛自身が持っていくといって立ち去ってしまいました。

 

しずはてんが家を継ぐことを受け入れているとことを伝えたかったようですが、儀兵衛はしずの話を最後まで聞いてくれませんでした。夜中、蔵の窓から、藤吉がてんに声をかけます。

 

大阪に帰らなかったことを「よかった」といいましたが、それはお別れを言えるからだと続けました。てんは自分は藤岡屋を継ぐ決意を藤吉に伝えます。

 

そして、今まで藤吉の手紙で元気づけられたことにお礼を言いました。藤吉はお礼を言いたかったのは自分の方だと言いかけましたが、風太が来たため「また来る」といって逃げてしまいました。

 

風太は、半分にしたお饅頭をてんに投げ入れますが、てんは反応してくれません。翌朝、儀兵衛が朝食を持ってきましたが、それにも手を付けずにみんなが心配しています。夜になると、また藤吉が現れました。

 

その時だけ、てんは反応します。てんは藤吉に近寄ると藤吉はてんに柿を渡します。風太のお饅頭にも手を付けなかったてんはやっとその柿をかじりました。

 

二人で柿を食べているところに、お饅頭を持った風太が藤吉たちを見つけてしまい、ショックのあまりお饅頭を握りつぶしてしまいました。

 

翌日、藤吉が林の小屋のようなところで眠っていると、風太が現れて、藤吉の胸ぐらをつかむところで今回のお話はおしまいです。わろてんか17話の感想へ。

わろてんか第3週15話の感想「大切な家族」

わろてんか15話は、てんの家の蔵に逃げ込んだ藤吉とキースを風太が追い出そうとするところから始まります。風太は怒りながら、近づいて藤吉の様子を見ると、藤吉は頭から血を流して気絶しています。

 

無理やり追い出すのかと思いましたが、どうやら怪我をこっそり心配しているようでした。風太は怪我が治るまで協力してくれるようです。てんは台所のお手伝いをしながら、こっそり食料を集めます。

 

りんとトキも協力します。ほかの使用人が蔵に行こうとするのを風太やトキが必死に止めています。てんが蔵に入ろうとすると風太が現れて、傷薬と痛み止めを持ってきてくれました。風太が一生懸命てんにアピールしようとする一人芝居が面白いです。

 

蔵の中では、藤吉とキースがてんの差し入れたご飯をおいしそうに食べています。藤吉は自分をこっそり蔵にかくまったてんの心配をしています。芝居小屋に戻りたいが、付近には昨日の男性たちがうろついているので、近寄れないと悩んで居ました。

 

誰か変わりが居ないかと考えていると、てんがひらめきました。そして風太がなぜか芝居小屋に送りこまれていました。それとリリコが怪訝そうに見ています。手当をしているてんに藤吉が手紙の言い訳をしようとしますが、てんは聞く耳を持ちません。

 

藤岡屋の外では、リリコが中の様子を伺っています。てんが藤吉の包帯を買いに出かけると、てんを捕まえて、藤吉の場所を聞こうとします。てんは藤吉を「守ってあげたいだけ」と言うと、リリコは大笑いします。

 

リリコはてんよりずっと昔から藤吉の事が好きだったと藤吉を「返して!」と強くてんに詰め寄ります。リリコは天涯孤独の身で優しくしてくれた藤吉が好きになったようでした。

 

てんはその話を藤吉に報告すると、藤吉はてんに謝りながらもキースもリリコもほんとはいいやつだ、大切な家族だと教えてくれました。

 

てんも家族が一番大切だと言います。使用人の風太やトキも自分の兄弟だと藤吉と同じ気持ちがあること伝えました。てんはぼんやりしながら野菜を切っていると、包丁で手を切ってしまいます。

 

静が心配していると、儀兵衛が蔵を無理やり開けようとドカドカやってきました。どうやらリリコが儀兵衛に密告してしまったようです。藤吉が寝ぼけていると儀兵衛につかみ上げたところで今回のお話はおしまいです。わろてんか16話の感想へ

わろてんか第3週14話の感想「人には添うてみるや」

わろてんか14話は、てんが藤吉の手紙がすべて嘘だとリリコに言われ、がっくりしているところから始まります。儀兵衛は「てんてん」と言いながらお見合い写真をトランプのように掲げてきます。

 

写真を見てもよく分からないとてんが答えていると、ハツが「人には添うてみるや」ととりあえず結婚することを進めてきました。お見合いが一般的な時代はそういう感覚が普通だったのでしょうか。

 

しずは儀兵衛を最初は堅物なところが気になっていたようですが、段々慣れてきて結婚してよかったと笑って話していました。ハツはまた伊能氏の写真をみてうっとりしています。

 

てんはりんのためにも早く決めないとと言っていました。儀兵衛も薬祭りが終わるまでには決めろと期限を切ってきました。そこで、てんは手紙の内容について藤吉に確認するためにこっそり出かけて行きました。

 

藤吉は寄席の舞台裏で芸の練習をしていますが失敗しています。そこへ、てんが現れます。手紙がうそだったのかと問いただします。てんは自分の事をからかっていただけなのかと聞きます。

 

藤吉は気持ちには嘘はないと言いましたが、旅を続けながら色々なことに挑戦したが、何もうまくいかずに家に帰ったが、てんには手紙を送り続けていたことを告白します。

 

リリコが現れて、すべてが嘘だといい、本名は北村藤吉郎でお米屋さんの長男だとばらしてしまいました。リリコは嘘をついていたわけではなかったようです。

 

リリコが「うちと一緒にのたれ死ぬ覚悟で飛び出してきたんやもんなぁ」というと、藤吉も否定しないのを見て、てんは怒って帰っていってしまいました。

 

てんががっくりしながら家に帰ると、りんとトキは「跡取り長男と長女」の「許されぬ恋」となぜか盛り上がっていました。一方、落ち込んでいる藤吉を元気づけるために、キースが妙な見世物を始めて、小遣い稼ぎを始めていました。

 

てんが通りを歩いていると、キースを探しに来た藤吉と遭遇します。てんが微妙な速度で追いかけてくる藤吉から逃げていると、キースが無断で見世物小屋を始めたことで仕切り屋のような男たちから追いかけられてきました。

 

その男たちに、こいつの仲間かと絡まれて、藤吉はてんとトキを逃がすために暴れだします。てんが逃げようとせず物陰に隠れていると、荷物の下敷きになりそうになり、藤吉が身を挺いて守りました。

 

てんの家では、儀兵衛がしずに、最初自分が婿になることを嫌がっていたのかと改めて聞きました。しずは儀兵衛が気にしていたことに笑いますが、一緒に暮らしてみて本当に良かったと思っているから、てんに「添うてみるや」と勧められるのだとにっこり笑って答えました。

 

その頃てんは、怪我をした藤吉と自分の家の蔵に逃げ込みます。トキがけがの手当てが終わったらとっとと出て行けと言っていると、藤吉が意識を失ってしまいました。そこへ風太が現れて仏頂面をしているところでわろてんか14話のお話はおしまいです。わろてんか15話の感想へ

わろてんか第3週13話の感想「運命や」

わろてんか13話は、てんが藤吉と再会するところから始まります。大きくなったてんをみて「べっぴんさんになったなぁ」と藤吉が驚いています。

 

藤吉が大阪の南北亭に出ていなかったことをてんが伝えると、藤吉は適当に嘘をついてごまかします。嘘はよくないです。藤吉の他愛もない冗談に笑っているてんを藤吉は見つめて、二人はなんだかいい雰囲気になっていました。

 

そこへ、風太がてんを迎えに来て、藤吉に威嚇をして強引にてんを連れて行ってしまいました。リリコが物陰からほっぺたを膨らませてその様子を見ています。

 

藤岡屋は洋薬の専門店になり商売は軌道に乗ってきた様子です。儀兵衛は「後はてんの嫁入りだ」と話していると、風太はドイツ語の勉強をしながら一生懸命働いていることをアピールしています。

 

てんの方は藤吉との再会のせいか、食事中もうわの空で家族に熱があるのかと心配されています。ハツはてんが伊能氏との縁談が流れたせいで気を落としていると思ったようです。

 

仕方がないことだといいながら、胸元から伊能氏のお見合い写真を取り出してため息をつきながら写真を眺めています。ハツ自身がてんと伊能氏の縁談が破棄になったことがまだ心残りのようです。

 

祖母としてというより、すっかり伊能氏のファンになっているようでした。儀兵衛はてんがお婿をもらって藤岡屋を継ぐことがてんのためと考えて、てんのお婿さんを探していましたが、てんではなくりんへのお見合い話が舞い込みます。

 

りんが姉の方が先だと言っていると、儀兵衛も「あれこれ条件付けてる場合じゃないな」と、夕方、てんへ大量のお見合い話を持ってきて、よく吟味しろとてんの前に並べて行きました。

 

儀兵衛が立ち去った後、てんはりんとトキに藤吉との再会を告白し、二人はてんがうわの空なのは「恋煩い」だとはしゃいでいます。藤吉もきれいになったてんを思い出してボーッとしています。

 

キースが「運命や」と煽るように言っていると、リリコがだったら良い八卦を紹介すると占いを進めてきました。娘義太夫のリリコは舞台で上演しています。普段のラフな格好ではなく、髪をきちんと結い上げて、こちらの方がとてもきれいに見えます。

 

紹介してもらった八卦から、てんとの出会いは大凶で、命に関わる事になると脅されます。もちろんリリコが手をまわしてひどいことを言うようにお金を渡したようです。

 

するとそこへ、てんがりんとトキと一緒にとなりの占い師にお見合い写真を見てもらうためにやってきました。藤吉は身を潜めて隣の様子を伺っています。

 

てんの方は今好きな人が運命の相手だと言われて、藤吉はりんとトキの話からてんが自分の事が好きなことを知ってしまいました。

 

リリコはてん道端で会い、藤吉はリリコに惚れていて、芸人を辞めていること、手紙はすべて嘘だ言って、立ち去って行く所で今回のお話はおしまいです。藤吉も嘘をついているので、何が本当なのかよく分からなくなってきました。わろてんか14話の感想へ

わろてんか第2週12話の感想「新一兄さん」

なんと、今日はてんとりんが新一兄さんの遺影にお供え物をするシーンから始まりました。新一兄さんに関しては、容体が悪く、残された時間は長くないと言っていましたが、まさかこんな形で終わるとはさすがに予想していませんでした。

 

とても素敵な笑顔で、そして人間としても素晴らしかった新一兄さん、しっかりとお別れも言えないうちにいなくなってしまうなんて、本当にショックです。

 

でも、新一兄さんの一件もあり、家族の絆がさらに深まったことは紛れもない事実で、お父さんすらてんは笑っていればいい、と言っているくらいです。

 

これはてんが大好きだった新一兄さん、そしててんのことをとても可愛がっていた新一兄さんが残してくれた家族への贈り物だと思いました。

 

この世を去ってまで家族のことを思い、それぞれの心に残るものを残していくなんて、簡単にできることではありません。その温かくてて強い思いに泣けてきます。

 

そしててんも、自分なりに新一兄さんの意志を継げないかと考えていたようで、なんと縁談が破談になった伊能さんにお手紙を書いていました。

 

てんは天真爛漫な子で、決して思慮深いタイプではないのですが、ここぞという時には行動ができる子ですね。てんのそんな強い思いに応えてくれた伊能さん、そしてその紳士的で世の中の一歩先を歩いている生き様は、誰もが憧れるのではないでしょうか。

 

自由恋愛をしてみたいからと、てんとの縁談を断りましたが、てんのその度胸には一目置いているようで、また、自由恋愛をしたい、つまりはてんもその対象にもなりうる、なんて思わせぶりなことも言っていました。

 

伊能さん、さすがいろんな人生経験がある分、なかなか手強いですね。果たしててんとは結ばれるのでしょうか。わろてんか13話の感想へ

 

追伸

わろてんかのネタバレやあらすじを見たいあなたは下記のサイトからご覧ください。わろてんかのことがネタバレ・あらすじだけでなくモデルのことまで書かれていますよ。

わろてんかのネタバレ・あらすじはコチラ

わろてんか第2週11話の感想「家族」

現在、いろんな問題を抱え、バタバタしている藤岡家。中でも新一兄さんの状態が悪いことは、家の雰囲気を暗くし、笑いのない空間を作ってしまいました。

 

お父さんとお母さんをはじめ、家族みんなが心配していますが、中でもお父さんは、自分のせいだと自分を責めています。しかしそんな家族を目の当たりにしたてんは普段と同じく笑います。

 

その姿を見て、最初は戸惑っていた妹のりんも一緒に笑い、トキや風太もそれに続きます。こういう時こそ普段と変わらず笑って過ごすことが大切だとてんは言いました。

 

このシーンは家族それぞれの思いと、お手伝いさんみんなを含めた藤岡屋としての絆が見えた気がして、胸がジーンとなりました。困った時や大変な時こそ一致団結し、助け合い支え合うのが家族ですよね。

 

よくも悪くも運命共同体とでも言いましょうか、切っても切れない、それが家族です。そして新一兄さんがてんに言った、笑うことは人間にしかできないことだ、という言葉にはすごく共感しました。

 

人間は動物と違い愚かで過ちを犯したりするので、そのかわりに笑うこともできるなんて、人間というものを隅々まで知り尽くしながらも愛している人の言葉だと思いました。

 

人間は動物と比較して進んでいると思い込んでいましたが、実はそうでもないのかもしれませんね。それにしても新一兄さんの思想は本当に素晴らしく、勉強になることが多いです。

 

人よりも我慢や苦労が多い分、深い思いや崇高な思想を持っているのかもしれません。新一兄さんの近くにいる者の特権として、てんにたくさんのものが伝わることを願うばかりです。わろてんか12話の感想へ

わろてんか第2週10話の感想「あの人」

てんが危険な目に遭っているところを偶然にも助けてくれた伊能さん、これは偶然というより必然な気がします。そして同じくてんを助けに来た風太と共に、そのあとその流れで伊能さんという人について知ることができました。

 

なんでも伊能さんは現在ビジネスに忙しく、縁談についてはそこまで積極的ではないとのこと、それを聞いたてんも風太も豆鉄砲を打たれた鳩のように固まっていました。

 

ただ、そうは言いながらもやはり縁談の話は進んでいきます。また、今回のことで藤吉からの手紙の存在もお父さんに知られてしまい、手紙ごとすべて燃やされてしまいました。

 

いや、手紙を燃やしてしまうのはさすがにやりすぎですね。てんの気持ちを考えると胸が張り裂けそうです。そして、蔵に閉じ込められてしまったてんですが、そんなてんを心配してまんじゅうを持ってきてくれた風太、相変わらず優しいです。

 

そして、風太は藤吉なんかより伊能さんの方がいいよ、とてんを慰め、諭し、説得しました。自分だっててんのことが好きなのに、てんのことを思い、てんの人生にとって何が一番いいかを考えアドバイスするのは簡単にできることではありません。

 

風太はとても大きな人間ですね。そして、新一兄さんについても触れないわけにはいきません。火事騒ぎの処理に追われているお父さんに代わって、お店のことを取り仕切った新一兄さんですが、やはり無理を続けたからついに倒れてしまいました。

 

なかなか重症なようで、とても心配です。てんの大好きな新一兄さん、今回蔵から出られたのも新一兄さんがいたからです。早く良くなることを心から祈っています。わろてんか11話の感想へ

わろてんか第2週9話の感想「藤岡屋の娘」

てんは乗り気ではないものの、あの父が満面の笑みをするくらいのいい縁談、見合い話が出てきたところで、なんと薬屋さんの倉庫が火事になってしまいました。

 

お父さんがドイツから仕入れた高価で貴重な薬の原料が全て焼けてしまい、資金を含めた援助が必要になった藤岡屋は、てんの縁談を急いで進めることとなりました。

 

この縁談にあまり乗り気でなかったおばあさんも、こういう事態ならば仕方ないと、そして、縁談が決まったのなら最高の形でてんを送り出す、と張り切って準備を始めました。

 

まだ年端もいかない年齢で、親の決めた縁談。それも政略結婚とまでは言いませんが、それに似たようなシチュエーションで、結局は家と家をつなぐための結婚。現代では信じられませんが、その時代では普通のことでした。

 

そうです、そうだとわかっているのですが、自分に置き換えて考えるとなかなか即決はできないと思ってしまいます。でも、お父さんやおばあさんの気持ちや、家の事、つまりは家族のことを考えると、受け入れるのが最善の方法だとも思います。

 

そして自分の現状を受け入れることにしたてんは、藤吉を探しに出かけます。受け入れることにしたからこそ、探しに行ったのですが、いいとこのお嬢さんで世間知らずなてん、早速トラブルに巻き込まれ、そこへ助けに入ったのがなんと縁談の相手の伊能栞さん。

 

ナレーションも言っていましたが、お約束過ぎる登場の仕方でしたね。でも、とても紳士でカッコ良かったので許します。伊能さんはどのようにしててんの心に入っていくのでしょか。これから注目したいと思います。わろてんか10話の感想へ

わろてんか第2週8話の感想「周りのみんな」

昨日、突如てんにおとずれたお見合いの話、あの強面のお父さんが満面の笑みを浮かべて喜んでいました。しかも相手は大きな薬屋さんのご子息で、優秀な大学を卒業しているとのことで、条件としては申し分のないお相手です。

 

女中のトキや妹のりんに羨ましがられるてんですが、肝心の本人はイマイチピンと来ていないらしく、一人どこか他人事です。でも、まだ恋が何かも知らないてんとしては当然の反応だと思います。

 

おうちのために結婚することについても、特段疑問に思っていないのも、そもそも結婚どうこう以前に恋すら理解していないからだと思いました。

 

一方で、藤吉に対しての思いや、手紙を読んでいるときの気持ちなど、てん自身も自分の中の気持ちの変化を感じ始めていました。手紙を破ってしまった風太への態度も、笑い上戸のてんとは思えないようなもので、いろんな意味でてんの成長を感じました。

 

年齢を重ねると、経験することが増えるうえ、自分の思いが優先されない状況になることも多く、どうしても幼い頃のような純粋さは失われてします。てんもそんな成長の過程に突入したように思いました。

 

でも、心配はしていません、だっててんのそばにはいつでも風太がいるからです。風太のてんに対する気持ちはとても深く、本物で、自分の気持ちよりも相手の幸せを考えられるのは人間としてとても素晴らしいと思いました。

 

てんは残念ながら風太に対して恋愛感情はないようですが、てんの人生において風太はいなくてはならない存在なので、そういった意味で風太にはかわいそうですが、二人にはずっとこのままの関係でいてほしいと思いました。わろてんか9話の感想へ

わろてんか第2週7話の感想「女子として」

新しい週が始まりました。笑うことが大好きなてん、性格はそのまま素敵なレディへと成長しました。家のことを手伝ったり、学校で勉強をしたりと、毎日忙しく過ごしているようでした。

 

天真爛漫で明るい性格は変わらないどころか、パワーアップしたようで、常に笑顔で過ごしています。そんなてんの姿をお母さんとおばあさんは温かく見守りながらも、こんなんでお嫁に行けるのか心配もしているようでした。

 

昔は年頃になると女の子はお嫁に行くことを目的に花嫁修業をして、それが全てという感じで日常が流れているようで、現代の感覚だと古いというか、固定概念に縛られている感じがどうしても否めません。

 

一方で自分の全てをかけて家族に尽くしている姿、そしてそんな人生を心の底から誇りに思っている姿は清々しくもあり、違った意味で見習いたいとも感じました。

 

価値観は時代や人により様々ですが、誰でもどんな時代でも自分の人生を自分のものとして生きている人は輝いているということだと思いました。

 

話をてんに戻します。大きくなったてん、藤吉とはあれから一度も会ってはいませんが、年に数回手紙が届くようで、てんはもう完全に恋に落ちています。

 

最も、本人に自覚はまだないようですが、てん以外の人は気づいています。特にいつも手紙を持ってきてくれる風太や、てんの女中のトキはてんに協力的で、この二人は今後もいろいろと助けてくれそうな予感がします。

 

そして藤吉も、あれから腕を上げ、なかなか有名になったようですが、それでも所詮は放浪の身。お堅い薬屋さんの娘のてんと、旅芸人である藤吉、結ばれるのでしょうか。わろてんか8話の感想へ