わろてんか97話「大丈夫、大丈夫」感想

わろてんか97話は、キースとあさりさんの新しいしゃべくり漫才を見終えて三日後、藤吉は再び倒れて病院へ担ぎ込まれたところから始まります。病院のベッドで目をさまし、てんに夢を見ていたと話します。

 

隼也は学校へ行っていて病室にはてんと藤吉の二人きりです。三度目に倒れた藤吉は、もうそろそろだめかもしれないと弱気で力もはいらなさそうな様子でした。

 

藤吉は「笑いの色は何色か?」とてんに聞きます。それはずっと昔に藤吉がてんに出したクイズです。それを聞いて、てんは「茶色や」と答えます。すると今度は「笑いの味は?」と藤吉が質問しました。

 

てんが初めて聞くクイズに戸惑っていると、藤吉は「柿の味」と言いました。てんが父親に罰せられ蔵に閉じ込められたときに、藤吉が差し入れた柿を食べて、久しぶりに笑ってくれたことを話します。

 

あの時の事を「うれしかった」と藤吉はつぶやきました。その柿の事を夢の中で見て藤吉はつくづく分かったと続けました。自分の夢は北村屋を大きくして笑いを日本中に振りまくことだと思っていたが、本当はたった一人の女の子を笑わせたかった。

 

てんはそれを聞き涙がこぼれてしまいました。そして、てんが笑っている回想シーンが流れます。てんの笑顔は本当にかわいいです。「てん、わろうてくれてありがとう。これからもずっとわろてんか。」と藤吉はお礼とお願いをします。

 

「へえ」とてんが返事すると、力ない藤吉の目からも涙が溢れます。北村笑店と隼也のことを頼むと、泣きだしてしてしまったてんに、藤吉は「大丈夫、大丈夫」と言いながら息を引き取りました。

 

自宅で、てんはトキに喪服を着付けてもらっています。それは黒い喪服ではありません。祖母が仕立てて、母親から渡された死に装束です。真っ白い着物を着て、てんはお寺へ出かけて行きました。

 

夜、香典の整理をしながら、風太はトキにこれからは自分たちがてんと隼也を守って行こうと話します。それを横で聞いていた隼也は黙って頭を下げていました。てんが藤吉の遺影をじっと眺めているところで今回のお話はおしまいです。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*