2017年 11月 の投稿一覧

わろてんか第6週37話の感想「寄席の名前」

藤吉(松坂桃李)はてん(葵わかな)のおかげで儀兵衛(遠藤憲一)から金を借り、亀井(内場勝則)から無事に寄席小屋を買い取る事が出来ました。ついに二人の寄席が手に入ったのです。

 

キース(大野拓朗)たちに手伝ってもらい、寄席をキレイにしています。てんは父の言葉を思い、「薬」という言葉を寄席に掲げますが、まだ小屋自体の名前は決まっていません。

 

それどころか寄席に必要に物が何一つこの小屋にはなく、藤吉たちも用意できておらず、キースたちにあきれられてしまいます。

 

何をするにもお金の用意が必要で、啄子(鈴木京香)も商人としてアドバイスしてくれますが、ちゃんと使える寄席にしない限り、小屋の名前に北村は使わせないと素気無くされる始末です。

 

なんとか店を閉める料亭から万城目(藤井隆)の嫁が座布団を安く譲ってくれるのではないかとありがたい情報をもらい、そこから湯呑も譲ってもらったり、とみんなに協力を仰ぎ、てんも万城目から寄席における極意を教わったり、藤吉は寄席に出て貰う芸人の出番を考えたりと大忙しです。

 

目玉である落語の芸人を探さねばならないようです。たしかにキースやアサリ(前野朋哉)ではちょっと笑えないですよね…。いくら仲間とは言え、その辺は厳しくしないと…。

 

なんとか噺家を見つけ、仲間たちにも出てもらうよう話を付けます。彼らでお客さんにぎわす事出来るのかしら…。それだけが心配ですね。

 

さて、寄席の名前がまだ決まっていません。てんは幼い頃藤吉にもらった小鳥の根付を取り出し、この鳥のような名前にしようと提案します。なんだかとってもいい雰囲気の二人。

 

さあいちゃつこうとしますが、啄子が現れます。お約束ですね。啄子は、てんの女中のような恰好に、そんな恰好でお客の前に顔を出すのかと、自分で縫った着物をてんに与えるのでした。

 

夫婦の邪魔はしても啄子らしい優しさですね。さあ、寄席の名前は「風鳥亭」となりました。小さい鳥でも羽ばたいて、ここの寄席の笑いを大阪中に広めてほしいと言う願いが込められています。さあ風鳥亭の始まりです。

わろてんか第5週36話の感想「お父はんと雪」

藤吉(松坂桃李)は啄子(鈴木京香)を説得し、亀井(内場勝則)から寄席小屋を譲ってもらえると思っていた矢先、寺ギン(兵動大樹)という男に横からお金の力で取り上げられそうになってしまいました。

 

寺ギンが三日後に用意する五百円(今の五百万)を、先に用意しなければなりませんが、米屋を潰してやっと借金を返した身の藤吉にはとても無理です。てん(葵わかな)は頭を抱える藤吉を見て、決意を固めて京の実家を訪れるのでした。

 

二度と敷居を跨がないと誓ったのに、姿を現したてんにしず(鈴木保奈美)は決意はそんなものだったのかとつれなくしますが、てんは帰ってきたのではなく、商人としてやってきたと言います。

 

家に上がり、儀兵衛と対面すると、五百円貸して欲しいと頭を下げるてん。もちろんそんなことでは五百円の大金を貸せるわけがなく、断られてしまいます。てん、気持ちはわかるけど、商人としてきたならねちゃんと交渉しようよ。

 

お父はんが思わず貸したいと思わせなきゃ…。てんを心配して後を追ってきた藤吉は、てんの横に並び、二度と敷居を跨がせないと言ったのに、金の無心に現れた事を頭を下げ、自分は金の事は一切触れず、てんを連れて帰ろうとします。

 

 

そこへ祖母のハツ(竹下景子)が現れ、寄席は儲かるのかと藤吉に問いました。藤吉は必ずとは言えないが、てんと二人でなら、芸人もお客さんも幸せになれる寄席をつくることが出来ると言い切りました。

 

 

ならばとハツは自分のかんざしを足しにしてくれと差し出しますが、儀兵衛(遠藤憲一)はそれを止め、自ら五百円を用意して上げるのでした。優しいなぁ。結局てんには甘いんですよね。藤岡屋の面々は。

 

りん(堀田真由)の婚約者も紹介され和む再びそろった家族に笑顔が訪れます。てんは儀兵衛と二人で話すことに。娘として父を気遣いますが、儀兵衛は心配ないといい、その寄席でいつか自分も笑わせてくれと返しました。

 

てんも必ず笑ってもらうと誓います。今度こそ破ってはいけない約束をするのでした。降る雪を見上げながら、笑ってるかと問う儀兵衛と、笑ってますと答えるてん。

 

心配しているのに、家にはいてくれない娘と、家族を愛しているのに、愛した男のために留まっていられない娘。何とも言えませんね。

 

小屋を買い取った二人の前にリリコ(広瀬アリス)が現れますが、「こんな寄席出ない」と言い、東京に行って一流芸人になると言って去って行きました。ええっあんだけ騒がしたのにそれかい。と、ツッコまずにはいられません。

 

さて、ついに寄席の開業です。2人にどんな困難が待っているのでしょうか。楽しみですね。

わろてんか第5週35話の感想「お母ちゃんが笑った」

藤吉(松坂桃李)は亀井(内場勝則)に寄席小屋を譲られる手はずになり、てん(葵わかな)とまた一歩夢に近づきました。しかし、啄子(鈴木京香)は儲けられるかもわからない寄席の席主など許すわけもなく、反対します。

キース(大野拓朗)やアサリ(前野朋哉)は藤吉たちの事を祝い、代わりに啄子を説得しようとしますが、痛めていたと思っていた腰もいつの間にか治ってピンピンしていて、聞く耳も持ちません。

 

まあ…キースたちのオレに任しとけとか言うセリフは、あんまり期待できるものじゃないから、こんなものでしょうね…。てんと藤吉の説得を聞きたくもないのか、口も利かなくなった啄子は、早朝一人野菜売りに出ます。

 

そして藤吉の夢の出発点にする寄席小屋を見上げ気づくのでした。啄子をさがしててんと藤吉もやってきます。すると啄子はこの寄席が、二人の想い出の中のある、初めて入って寄席であることを告げるの出した。

 

夫が芸子遊びに夢中で、何処にいるかもしれず、捜し歩いて疲れ果て、連れた息子ともう川に飛び込もうかとまで思った矢先に、強請られて入った寄席小屋だったのです。藤吉がこの小屋を始めてみた時から気に入っていたのはそういう事だったのです。

 

毎日辛そうな母親に笑ってほしくて、鶯の物まねで必死に笑わそうとしていた藤吉。そんな藤吉のしょうもない鳥真似で、啄子は笑ってしまうのでした。笑ってあげたと言いますが、ほんとうは藤吉の気持ちが嬉しくて、笑ってしまったんでしょうね。

 

やっと啄子に寄席をやる事を許してもらい、また一歩と思ったところで、なぜか小屋の奥から亀井と共に人相の悪い男が…。亀井の説明では、男は寺ギン(兵動大樹)という太夫元、芸人の元締めで、この小屋を譲ってほしいと言ってきたと言います。

 

 

借金のある亀井は、三日後にはこの小屋を五百円(今の五百万)で買い取れると言う寺ギンに、譲ろうかと思い始めているようです。

 

ええっ誰にも譲らないと言っていたのわ、藤吉やてんの熱い説得があってお前たちに譲るのがいいとか言っていたのに、熱い手のひら返しが!

 

寺ギンより早くお金を用意してくれたら、先に約束したのはそっちだからと亀井入ってくれますが、五百円もの大金を用意できるはずもなく、藤吉は途方にくれます。

 

その横でてんは、一人決心した顔をして、早朝家を出るのでした。そう、てんにはお金を借りる宛があるんですよね…。借りちゃうのかな…借りられるのかな…。

わろてんか第5週34話の感想「亀井の思い」

藤吉(松坂桃李)が野菜売りをしているところに風太(濱田岳)がひょっこり現れ、今までのように噛みつきもせず、てんを一度京に戻してほしいと願いに来ました。

 

藤吉は自分のために感動された身になってしまったてん(葵わかな)のためにも、寄席に手に入れ、きちんと身を立ててから二人で京のてんの実家の敷居を跨ぎたいと伝えると、昔の勢いはどこへやら、風太はあっさり納得してその場を去ってしまうのです。

 

その後長屋にてんを訪ねてやってきました。藤岡屋の今を報告しながら、てんにも京に帰ってこないかと勧めます。もちろんてんは勘当された身としてそれは出来ないと首を振るのでした。

 

義兵衛(遠藤憲一)の不調を伝えたいのですが、上手く伝えられず肩を落として風太は去って行ってしまいました。風太はきっとてんの顔を見せて、儀兵衛元気づけたいんでしょうね。

 

何よりてんに父親の不調を教えたい。けど、自分の勝手で教えていいものか、悩んでいるのでしょう。藤吉は日参している亀井(内場勝則)の元へ行くと、彼は寄席を潰して土地を売ろうかと算段を付けていました。

 

未練がましく毎日自分の潰した寄席を見上げていましたが、それで抱えた借金を返して気持ちをスッキリさせたいと、藤吉たちと触れ合いながら考えた様です。

 

壊すくらいなら譲ってもらえないかと頼む藤吉ですが、素人に席主を任せて、この思い入れある小屋に泥を塗られるくらいならと、取り合ってくれず、藤吉は肩を落とします。

 

落ち込んで帰ってきた藤吉に、啄子(鈴木京香)はここの暮らしも人を知れば悪くないと言い、人との付き合いは付き合っていくうちにふと変わるといいます。

 

寄席が手に出来なくてもこの暮らしは楽しいっていいたいのでしょうか?生意気な口を利くアサリ(前野朋哉)が啄子に懐いてて可愛いですよね。

 

てんも亀井の元を訪ねます。亀井は自分と亡くなった奥さんとの寄席の想い出を語ってくれました。2人で苦労して始めた寄席なのに、遊んでしまった自分のせいで、嫁に先立たれ、寄席も潰してしまったと後悔しているようです。

 

亀井が本当は寄席をもう一度やりたいのではと、てんと藤吉は二人でもう一度交渉します。亀井とその奥さんの思いを汲んで、自分たちの夢を叶えたいという強い願いに、亀井は閉めた寄席の鍵を開け、二人に譲ってくれるのでした。やっと寄席を手に入れましたね!

 

わろてんか第5週33話の感想「悋気は損気やで」

わろてんか33話は、リリコは後添いになれと言われていることを藤吉に相談しました。置いてあるお金をみて、「自分を金で買ったんか」と怒り気味でリリコに詰め寄ります。

 

リリコは藤吉がてんと一緒になるなら自分は後添いになると外へ飛び出して行きました。藤吉とリリコが外でもめていると、あさりさんがそれを見かけて、翌朝キースと吉蔵に曲解して伝えてしまいます。

 

そこへ出かけようとする藤吉を捕まえて、昨夜の事を問い詰めます。てんがかわいそうだと言っていると、背後にてんが驚いた顔で立っていました。てんはむくれた顔で食器を洗っていると、藤吉が謝ります。

 

てんはむくれたまま何かいいかけますが、藤吉の袖をつかんでしばらくして笑顔に切り替えて、「今日こそ寄席を手に入れてきて」とお願いしました。それを部屋から聞いていた啄子は少し心配そうにしていました。

 

藤吉がぼんやり売り歩きをしていると、亀井さんの前を素通りしそうになってしまいました。亀井さんの方から声をかけて、話を始めました。有名になった人の札を藤吉に見せてくれます。

 

長屋では啄子がてんに「悋気(りんき)は損気やで」と余計なやきもちを焼いても損するだけだと声をかけてきました。啄子は「藤吉は嘘がつけない子、藤吉を信じた方が得になる」とアドバイスしてくれました。

 

啄子はてんが結構気に入っているように見えます。しかし、「喧嘩して里に帰ってもらってもかまわない」と意地悪は忘れません。てんは啄子の励ましで少し元気が出た様子でした。

 

てんの実家では、儀兵衛としずがてんお話をしていました。儀兵衛は体調が良くない様子で、へたりこんでしまいました。しかし、自分の体の事は誰にも言うなとしずに口止めします。

 

それをこっそり風太が不安そうな顔で見ていました。夜、リリコが子犬をかまっていると、藤吉が現れました。夕飯の時間にも帰って来ない藤吉を探しに、てんがリリコの部屋ところに通りかかりました。

 

藤吉はリリコの後添えを止めようとするとリリコは自分と一緒になろうといいますが、藤吉は自分にはてんが居るときっぱりと言いました。だったらかまうなと言ったリリコはてんに気づきます。

 

リリコはてんに向って自分が以前、身売りされそうになったところを藤吉が助けてくれたことを教えてくれました。

 

藤吉と一緒にいたから今まで頑張ってきた、藤吉が居ないなら後添えで贅沢して暮らしていく、自分は芸人に向いてないと言うと、藤吉はそんなことないとリリコの芸人としての質を高く評価しているようでした。

 

そして、いつか自分の寄席で使ってやると言い出しました。しかし、リリコは黙って部屋に入っていってしまいました。藤吉が勝手にリリコを寄席で使うと言ったことを謝ります。

 

てんは勝手にやきもち焼いていたことを謝り、リリコのためにも寄席を手にいれようと藤吉を励ましました。風太が大阪に現れて、物憂げにおうどんを食べているところで今回のお話はおしまいです。

わろてんか第5週32話の感想「うちを助けて」

わろてんか32話は、てんと藤吉がボロボロの寄席の小屋の前で男性に絡まれるところから始まります。藤吉はここの寄席の小屋の持ち主を知らないかと男性に尋ねます。

 

寄席をやりたいという藤吉にいい若者がそんなことを言ってないでまじめに働かないと、自分のように「浦島太郎」になるぞと追い払われてしまいました。

 

天神さんの裏の裏、あそこはもう何年もつぶれたままだと芸人仲間もあまりいい物件ではないことを知っている場所だったようです。芸人仲間の一人が寄席の前にいた男性が、亀井というその寄席の持ち主だと思いだしました。

 

それを聞いて仲間がみんな思い出したようで、「殻にこもって人を信用しない偏屈じじぃ」と言って他を探した方がいいと吉蔵がアドバイスしました。しかし、藤吉はまたあの小屋を訪れ、亀井さんに話しかけました。

 

ここで、寄席をやらせてもらえないかと頭を下げます。せめて中を少し見せてもらえないかと尋ねますが、顔も見ずに「あかん」の一言で拒否されてしまいました。

 

しかし藤吉は隣に座って同じように小屋を見つめ始めました。二人とも同じ表情になっていて面白かったです。啄子はお金が減って行く一方だとやきもきしています。

 

大きな籠を二つ抱えて、外に居た芸人のあさりさんに青物市場はどこだと聞き、さらに案内しろと出かけて行きました。売り歩きをして自分の食い扶持を稼ぐようです。

 

藤吉は毎日亀井さんの寄席に通っているようです。おまんじゅうをおいしそうに食べて、反応を伺います。亀井さんにもおまんじゅうを勧めますが、相変わらず冷たい態度で受け答えしますが、おまんじゅうはしっかり食べていました。

 

そこへ、リリコが通りかかり、藤吉が声をかけますが、素通りしていってしまいました。さらに、吉蔵が慌てて藤吉を呼びに来ました。啄子は売り歩きをしようとしてまた腰を痛めてしまったようです。

 

色々手伝ってあげたあさりさんを啄子は少し気に行った様子でした。結局、啄子の心配ももっともだと、藤吉が変わりに売り歩きをして、てんも昼間は吉蔵の嫁の店でパートをし、夜はてんと啄子と二人でお針子の内職をしています。

 

藤吉は売り歩きの恰好で再び亀井さんの寄席へ行きました。亀井さんは「席主やりたい」というやつは親不孝者ばっかりだと嘆いていました。

 

藤吉が商品のみかんを亀井さんに渡すと「あの子が持ってきたお芋さんの方がうまいな」といい、藤吉はてんが毎日亀井さんのところへ来ていることを知ります。

 

てんはさらに針仕事の布の切れ端で作った羽織を亀井さんにプレゼントしていました。てんの一生懸命さに亀井さんの心が少し動いた様子でした。亀井さんの少しおどけた様子はなんだか好きです。

 

藤吉はリリコの様子が変であることが心配で、リリコに声をかけます。「大事な話があるから今夜部屋に来て」と言いリリコは立ち去ってしまいました。

 

夜、仕事に疲れたてんが居眠りをしているのに気が付いて、藤吉は肌掛けを掛けて優しく「ありがとうな」と声をかけます。

 

しかし、藤吉は昼間のリリコの様子も心配なようで、リリコのもとに行ってしまいました。藤吉がリリコの部屋へ行くと、リリコは泣きながらお金を眺めています。

 

どうしたのかと尋ねる藤吉に、リリコは抱き着いて「うちを助けて」という所で今回のお話はおしまいです。

わろてんか第5週31話の感想「寄席の箱探し」

わろてんか31話は、てんと藤吉は啄子と三人で長屋に引っ越してきたところから始まります。長屋に集まった藤吉の芸人仲間を目の前に啄子は状況が分からず、仏頂面で藤吉に説明を求めます。

 

芸人仲間は引っ越し祝いだと盛り上がっていますが、啄子は追い返してしまいました。みんなかが帰って啄子があきれている横で、てんは毎日笑って暮らせそうとのんきに笑っていました。

 

米問屋の家とは違い、長屋では質素なご飯を三人で囲んで居ます。一息ついて、啄子はこれからどうするのかと藤吉に詰め寄ります。

 

「寄席をやる」と藤吉が答えると、まだそんなことを言っているのかと啄子は怒りだしますが、藤吉とてんが頭を下げているのを見て啄子はひと月だけと条件を出しました。

 

啄子はお願いされると断り切れないタイプなのでしょうか。それにしても一カ月で成果をあげるのは難しそうです。食事の後片付けをしながら、藤吉は寄席をやるにしても箱が無いどうにもならないとてんに説明します。

 

箱というのは建物の事、てんは寄席の建物がなければ、人を集めることもできないことを知り、だったら探しましょうと明るく答えました。藤吉とてんが街の中で寄席を譲ってくれと言って回ったことを芸人仲間が笑い転げています。

 

さらに寄席の建物を買うには大金が必要ではないかと尋ねると、売り上げから少しずつ返しながらやっていくとてんが答えて、芸人仲間が納得していました。ローンということになりますが、誰から借りるのでしょうか。

 

夜、てんと藤吉が少しいい雰囲気になっていると、啄子は見計らったように邪魔に入ります。寝るのも三人一緒で真ん中に啄子が横たわり、二人は毒気を抜かれてしまいました。

 

翌日、出かけようとすると、リリコが通りかかります。寄席の話を聞いて妙に優しく対応して立ち去って行きました。藤吉は大きな寄席の建物を眺めながら、「日本一の席主になりたいな」とつぶやきました。

 

引き続き寄席の物件を探していると、てんの下駄の鼻緒が切れそうだと立ち止まりました。藤吉があたりを見回すとすぐそばに小さな祠があり、藤吉が初詣もしていないと言って二人でお参りをしました。

 

お参りが終わって振り返ると、ボロボロの寄席の小屋が目に入りました。それは立地条件の悪い端席と呼ばれる寄席の小屋でした。藤吉はなんだかその建物が気になっている様子です。

 

それをみて、てんはこれでいいのではないかとあっけらかんと藤吉に勧めました。藤吉もかき入れ時のお正月でも閉まっているところを見ると、安く手に入るのではないかと笑っていました。

 

そこへ、寄席の前に座っていた男性に「なにごちゃごちゃぬかしとんのや」と絡まれるところで今回のお話はおしまいです。

わろてんか第5週30話の感想「新たな出発」

お店も家も手放し、裸一貫また初めからやり直すことになった北村家ですが、よく考えるとこれはとてもツライ状況ですよね。

 

藤吉やてんにとっては、若い頃は苦労は買ってでもしろというのか、まだ若く人生これからなので、これから頑張れがいい、むしろ頑張るのみだ。

 

ということが言えるかもしれませんが、これまで散々苦労し頑張ってきた藤吉のお母さんにしてみれば、あまりにもひどい仕打ちのように思いました。

 

もちろん家族は一心同体の一連托生なので、いいことも悪いことも一緒に共有するべきですが、今回の藤吉のこの不始末に関してはちょっと出来事として大きすぎると思いました。

 

いくら自分の息子がやったこととはいえ、お母さんに同情してしまいました。でも、今回新たにわかったことは、藤吉は商才はないかもしれませんが、人望はあるということです。

 

新しい家の調達や、その他困った時など、助けてくれる仲間がたくさんいました。これはとても大事なことです。仲間の力を借りながら、どうにかまた出発できそうです。

 

今度は身の丈に合ったやり方で、新たな気持ちで一生懸命やってほしいですね。それともう一つ、てんは藤吉のお母さんにもこれからももっと鍛えてほしいとお願いしました。

 

さすがのお母さんもそれを聞いて呆れたというか、いい意味でのてんのしぶとさ、しつこさに笑っていました。

 

これまでの嫁入り修行とは比べ物にならないくらい厳しいものになるそうですが、二人ともすっかりやる気です。

 

この二人がいれば藤吉がいなくても、いや、むしろ藤吉はいない方が商売がうまくいくような気がするのは私だけでしょうか(笑)藤吉、期待してるからもっと頑張って!

わろてんか第5週29話の感想「スタート地点」

数日の間に色々なことがありました。お嫁候補対決から北村屋の借金問題、そして藤吉の空振りにお母さんの思いなどなど、そんな紆余曲折を経て藤吉とてんの二人はやっと二人してスタート地点に立つことができ、同じ方向を見始めたのが今日だと思いました。

 

ここから物語の第二章がはじまるようです。そして今日一番良かったのは藤吉の思いを聞くことができたことだと思います。

 

がむしゃらに頑張っているお母さんの近くで、藤吉は藤吉なりに辛いを思いをしていて、お母さんのために何かできないかと思いついたことが「笑い」だったとのことですが、意図を知らないお母さんにその「笑い」を否定され、心に深い傷を負った。

 

これは親子あるあるですよね。お互いにそれぞれのことを思っての行動が裏目に出てしまい、とても残念な結果になってしまう。この話を聞いた時のお母さんの表情がまたなんとも絶妙で、複雑な気持ちになりました。

 

きっと当時のお母さんには笑いを受け入れる余裕がなかったのだと思います。でもそれも北村屋や家のため、息子のために頑張っていたことなので、責められないですよね。

 

ただ、ずっと過去にとらわれていても仕方ないので、これからは未来を見ていかなければなりません。

 

藤吉自身も自分の不甲斐なさから、てんを手放す方がいいのではないかと思った瞬間もあったようですが、そんな提案ももちろんてんに一蹴され、逆に笑顔があればどんなことも乗り切っていけると力強い言葉をもらいました。

 

てんというパートナーを得た藤吉は、一人の時より可能性が広がったのは言うまでもありません。これからが本番、遠くまで羽ばたいてほしいです。

わろてんか第5週28話の感想「取られてしまうくらいなら」

藤吉(松坂桃李)はキース(大野拓朗)の儲け話に乗っかってしまい、外国のパーマが出来る電髪を千台も購入。もちろん偽物で、残ったのはあほのようにある在庫と、家と土地を抵当に借りた借金です。

 

それが啄子(鈴木京香)の知るところとなり、刀を振り回して藤吉を罰しようとします。万城目(藤井隆)が止めに入り、なんだかしょうもない喜劇にしてしまいました。吉本新喜劇の基本ですね…。

 

キースも逃げたわけではなく、何とか在庫を減らそうと走り回っていたようですが、奇妙奇天烈なあの電髪が売れるわけもないわけです。どうしようもない息子に、体調を崩してしまう啄子はてん(葵わかな)に京都に帰るよう促しますが、もちろんてんは首を横に振ります。

 

貧乏くじでしかない藤吉を捨てないてんに、啄子は思わず藤吉が芸人に憧れた話をします。推さない藤吉はいつも店で難しい顔をしていた母親が笑う姿に、笑いというモノ惹かれたのかもしれませんね。

 

てんは藤吉が訳も分からず理解もしていない契約書を伊能(高橋一生)にみせて、どうにかお金を取り戻せないか相談に伺いますが、契約書自体には何も問題がないと言われてしまうのでした。

 

肩を落とすてんに「僕は間違えたのかもしれない」とてんを藤吉に走らせたことを後悔していると述べますが、てんはそれも首に振るのです。そんなに藤吉がいいのか…伊能さんはてんにいつでも待っていると去って行く背中に告げるのでした。

 

従業員もいない北村屋に残った米を伏せていた啄子は諦めず売りさばこうとします。その姿に藤吉は自分を奮い立たせ、米を売りに行きます。しかし潰れかけた北村屋の米に人は見向きもしません。

 

借金の利息にもならない売上金で、啄子も藤吉も追い詰められ、そこへ借金取りが乗り込んできます。店を持って行かれるくらいなら殺せという啄子と、持って行かれるくらいなら店を壊してしまえとなたを振り上げる藤吉。こっ今度こそ刃傷沙汰?