2017年 12月 の投稿一覧

わろてんか76話「どじょう鍋とおかあちゃん」感想

わろてんか76話は、風太がドラを鳴らしながら、乙女寮で乙女たちをたたき起こすところから始まります。娘たちに乙女組心得を書いた紙を見せながら、朝の起床時間などを説明していきます。

 

最後の「恋愛禁止」に、大阪で恋愛を夢見ていたあやが文句を言っていました。なつは相変わらずとわをいびっています。風太は喧嘩も禁止と割って入ると、なつは態度の悪い感じで返事をします。

 

安来節の練習では、またとわがなつにぶつかって、なつが怒りだしていました。風太がまたドラで止めに入ると、なつはなぜみんなでやらなければならないのかと風太に意見します。

 

風太は「一週間後に舞台に立たせてやる!田舎に帰すか舞台に立つかはお前たちの頑張り次第や!」と言ってマイクを投げ出します。風太のプロレスみたいなマイクの使い方に笑ってしまいました。

 

風太はなつに自信がないのが問題だとてんにこぼします。娘たちを心配している風太をトキは面白くなさそうに眺めていました。トキが風太の愚痴を言いながら電球を交換していると、バランスを崩して台から落ちそうになりました。

 

キースが受け止めて、お互い元気がないという話になり、キースは安来節に北村屋が力を入れていることが気に入らない様子でした。キースは突然トキの両肩をつかみ、大事な話があると言い出しました。

 

夜、乙女寮では、とわが何かを一生懸命何かを書いています。都とあやが舞台に出られるように安来節を頑張らねばと話していると、なつが寝言で「そうや!みんな足を引っ張るな!」と言っていました。

 

それを聞いていた、とわは何か思い詰めている様子でした。翌日、安来節の練習をしていると、またぶつかってしまいとうとう4人の喧嘩になってしまいました。なつが「このだらが!」と言い出して、喧嘩の収拾がつかない状態になってしまいます。

 

夕飯に、てんがどじょうなべを娘さんたちに食べさせます。都さんがなつにもすすめて食べさせると、ふて腐れていたなつが少し落ち着きます。とわも食べ始めましたが、突然立ち上がり熱いので冷ましてくると言って、どこかへ行ってしまいました。

 

なつは外で泣いていると、隼也がやってきて「どっかいたいんか?」と声をかけました。とわが「どじょう鍋食べたらおかあちゃんに会いたくなってな」と説明して涙ぐんでいると、隼也はなつの隣に座り寄り添います。

 

てんが乙女寮の居間に隼也が居ないことに気づいて、隼也となつを娘さんたちと探し回ります。藤吉や風太たちも駆け付けて、みんなで探すことになりました。てんは娘さんたちを寮へ帰して、てんは連絡番として事務所に戻ります。

 

藤吉が探し回っていると、神社にリリコがたたずんで居ました。藤吉がリリコに声をかけると、リリコは無言で藤吉の首に手をかけてキスするように迫ってきました

 

てんが事務所に居ると入り口から物音がしました。てんは隼也が帰ってきたのかと駆け出し、転びそうになります。そこへ現れた伊能氏がてんを受け止めます。

 

間近で伊能氏と顔を突き合わせててんが動揺しているところで今回のお話はおしまいです。

わろてんか75話「バラバラの安来節乙女組」感想

わろてんか75話は、てんと藤吉が安来節の娘さんたちを大阪へ連れてくるところから始まります。用意した女子寮をてんが案内し、夜は娘さんたちの歓迎会をすると伝えると、娘さんたちは大喜びしていました。

 

娘さんたちは歌子の店で嬉しそうにたくさんの料理を眺めています。歌子の店はすっかり洋風になっていました。芸人仲間たちは若い娘さんたちを少し浮かれた様子で見守っていましたが、人気が出たら自分たちが危ないとキースが危機感を持っていました。

 

岩さんが居ないのが少し気になりました。娘さんたちが自己紹介をすると、都が一番年上なのでリーダーにしようということになりました。風太やトキや芸人仲間たちも自己紹介を始めます。てんは隼也も紹介します。

 

娘さんたちの芸名をどうしようかと言っていると、てんが「安来節乙女組」はどうだろうかと提案します。それがいいと満場一致で芸名が決まります。てんは娘さんたちに自分は「大阪のおかあちゃんやさかい!困ったことがあったら相談して!」と笑顔で伝えます。

 

娘さんたちが乙女寮で寝る支度をしていると、なつは都が乙女組の代表だと認めないと言い出しました。あやがたしなめますが、なつはそれを無視して寝てしまいました。

 

翌朝、てんは女子寮に寄ってから仕事に行くと食事中の藤吉と隼也に声をかけて出かけて行きます。隼也は両親が忙しくかまってもらえないのが不満な様子でした。

 

てんが女子寮の朝食の世話をしていると、なつがつまみ食いをしていたとわに「意地汚い!」と手をはたき、険悪なムードになりました。てんは「一日は朝ご飯と笑顔で始まるんえ?」と場を和ませようとしていました。

 

昼間、亀井さんが乙女組の様子を見てきて、バラバラであれでは舞台に出せないと嘆いています。風太がそれを聞いて見に行くと、娘さんたちはバラバラに踊っていて、なつがぶつかったとわをいびり始めていました。

 

喧嘩を止めた風太はその後、藤吉たちに相談します。娘さんたちをどうしようかとみんなで考え込んでいると、風太が「みっちりあの4人を鍛え上げたる!」と言い出しました。藤吉は風太に任せると返して、風太は事務所を飛び出して行きました。

 

その後、事務所に隼也の学校の先生から電話がかかってきました。てんが電話を変わると、隼也が友達に怪我をさせたという連絡でした。てんが学校に行くと、隼也の同級生の母親が怒っていました。

 

てんは隼也に謝らせようとしますが、隼也はふて腐れていて謝ろうとしませんでした。帰り道、てんは自分の学校のころの話をします。祖母が同じように学校に呼び出されたが祖母は怒らなかったことを話します。

 

てんは隼也に謝りたくなかったら謝らなくていいが自分で反省しなさいと言うと、隼也はてんの手を振り払って家に入って行ってしまいました。てんが呆然としているところで今回のお話はおしまいです。

わろてんか74話「がんばろうな」感想

わろてんか74話は、安来節の面接をしているところから始まります。安来節を見た後は1人ずつ面接をして話を聞きます。勝部なつ、小豆沢とわ、錦織あや、そして、安達都、都は一番踊りがうまかったと藤吉たちが関心を持っていました。

 

てんが都に稼いだお金はどう使うのか質問します。都は牛を買って田んぼを耕して両親を楽にしてあげたい、稼いだお金で兄弟を学校に行かせたいと家族思いで優しい気持ちにてんが感心していました。

 

夜、誰を選ぶか藤吉とてんが考えていると、てんはこんな若い娘さんたちを親が大阪へ行かせてくれるだろうかと疑問を抱きます。田舎では出稼ぎが多い、お給金があれば、親御さんたちにも安心してもらえる、だから大金が必要だったとてんに説明しました。

 

藤吉が娘さんたちの芸や見栄えで決めようとしていると、てんは娘さん本人が親元から離れて遠くの地でやっていけるかどうかが肝心ではないかと指摘します。

 

そして、翌日、4人の合格者を呼び発表すると、娘さんたちは大喜びしていました。これからご両親のところに挨拶に行きたいと藤吉が説明すると、都だけが表情を曇らせていました。

 

そこへ都の父親が乗り込んできて、野良仕事もしないで何をしているかと都を連れて帰ろうとします。父親は都を紡績工場へ働きに行かせるつもりだったようですが、都は踊りで稼ぎたいと懇願します。

 

しかし、お父さんは都を引きずって帰って行ってしまいました。てんはその父親を見て自分の父親を思い出しました。心配する親の気持ちは親になってようやく分かった、そして、都を芸で幸せにして、お父さんに見せてあげたいと海を見ながら藤吉に離します。

 

藤吉はてんに家を飛び出したことを後悔していないかと聞きました。てんはもちろん後悔していないと答えます。藤吉は儀兵衛のもとにてんをもらいに行った時の気持ちで都の父親を説得すると張り切ります。

 

翌日、都を呼ぶと、また父親が現れました。藤吉は、父親に都を任せてほしいとお願いします。自分たちが親代わりになって面倒を見ると藤吉が言うと、てんは女子寮を作ろうと思うと話し始めます。

 

朝起きて夜寝るまで、自分たちが責任もって面倒を見ると説明し、「芸人さんは家族だと思っている、自分たちの娘だと思って、娘を必ず幸せにしてみせる」といい、二人で頭を下げてお願いします。

 

都からも泣きながら頭を下げてお願いされ「それなら、一人前になるまで帰ってくるな」と突き放す言葉でしたが、許してもらえました。てんが都に「がんばろうな」と優しく声をかけるところで、今回のお話はおしまいです。

わろてんか73話「安来節の踊り子面接」感想

わろてんか73話は、てんが島根に訪れているところから始まります。すれ違った子供たちに道を尋ねていると、子供たちが桶に入ったどじょうを見せてくれました。てんの行先は藤吉が居る旅館でした。

 

話しは数日前にさかのぼり、隼也は7歳になっていて学校へ通っていました。家を急いで飛び出そうとする隼也を藤吉も父親らしく、隼也に挨拶をするようにしつけていました。「鉄砲玉みたいだな」とぼやく藤吉に、てんは隼也を藤吉みたいだとこぼします。

 

藤吉は代表取締役兼総席主、てんは取締役経理、風太は大番頭として各寄席の席主を仕切っていました。風太は売り上げが上がるように厳しく席主たちを指導しています。トキもてんの経理を手伝っています。

 

トキと風太が痴話げんかをしていて、てんと藤吉はほほえましく眺めています。吉蔵は歌子と一緒に夫婦漫才を始めていました。相変わらず後ろ面をやっていましたが、歌子のツッコミで笑いをたくさんとれているようです。

 

伊能氏が訪れ、てんに活動写真の完成披露パーティの招待状を持ってきました。帰ろうとする伊能氏を風太が呼び止めて「これから北村笑店に関わらないようにしてくれ」と言い出しました。

 

「活動写真も大成功して、なぜこんなところに来るのか」と聞く風太に、伊能氏は「仕事は成功しているが、足りないものに気づいてしまった」と意味深なことを口にしてはぐらかします。

 

そして、「活動写真は流行して、そのうち寄席を滅ぼしてしまうかもしれない。」と不吉なことを言って帰って行きました。夜、風太が事務所に戻ってくると、藤吉がどこに行っていたのか尋ねます。

 

風太は「神戸に行ってきた」と答え、「活動写真やレコードに負けるわけにはいかない」と伊能氏の不吉な言葉が気になっているようでした。どうゆうことかと藤吉が聞くと、風太は島根県の安来節が流行っていて、大阪で広めてみたらどうかと藤吉に提案します。

 

安来節とは島根県のどじょうすくいのことで当時人気があったようです。藤吉はその話を聞き、早速島根へ出かけて行きました。やっぱり鉄砲玉だと、てんは藤吉が隼也と同じように見えてしまうようです。

 

島根へ行った藤吉から電話が入り、お金を持って誰かをよこしてくれと焦った様子で、てんにお願いします。大金を持たせていける人が居ないとてんが答えると、とにかく急いでとてんにお金を持ってくるようにいいました。

 

そして、てんは隼也をトキに任せて島根に向いました。てんが旅館に行くと、藤吉が安来節を踊っていました。藤吉が若い女性と安来節を楽しそうに踊っているのを見て、すこし怒っていると、藤吉は「安来節は面白い、踊ってみたくなる」と話しだします。

 

さらに、「踊り子を捕まえて連れて帰りたい。てんにも誰を連れて帰るか一緒に考えてほしい」とお願いしました。翌日、安来節の面接が始まりました。てんと藤吉が微笑みながらそれを眺めているところで今回のお話はおしまいです。

わろてんか72話「芸人さんたちの借金」感想

わろてんか72話は、風太がたくさんの芸人さんたちを引き連れて歩いているところから始まります。行先は風鳥亭で、外に出ていたトキが大勢の芸人さんをみてびっくりしていました。

 

 

てんたちが入り口まで出てきて唖然としていると、風太はこの芸人さんたちを北村笑店で雇ってくれと頭を下げました。その場に居合わせた寺ギンさんはもちろん怒りますが、芸人さんたちの意思は変わらないようです。

 

 

驚く藤吉に風太がこれは今までの藤吉たちが積み上げてきた信用だと教えます。寺ギンさんは芸人さんたちに怒っても態度を変えないのを確認すると、今度は借金の証文を掲げて、お金をきっちり返すまでは芸人さんたちは自分のものだと笑っています。

 

 

風太はその言葉に芸人さんたちを物と扱っていることに文句を言います。寺ギンさんは風太の話には気にも留めない様子でいました。てんも芸人さんはものではなく家族だと言うと、寺ギンさんはだったらてんたちがこの借金を肩代わりするのかとてんを挑発しました。

 

 

人の借金を肩代わりするわけが無いと寺ギンさんは考えていたようですが、てんはその借金をすべて北村笑店で肩代わりすると言い切って、芸人さんたちが拍手を喜んでいます。するとそこへ文鳥師匠が現れました。

 

 

事務所に入ると、てんが以前から一人でコソコソといじっていたツボを取り出しました。そこにはてんがコツコツ貯めたへそくりが入っていたのでした。そのお金は寺ギンさんが芸人さんたちに貸しているお金とほぼ同じ金額でした。

 

 

これで借金の肩代わりをするとてんが寺ギンさんに言うと、文鳥師匠はてんが6年前の着物をまだ大事に来ている事、それを同じように、このお金をコツコツためていたのだろうと、てんの陰での頑張りを指摘しました。

 

 

文鳥師匠は、そんな大切なお金を見ず知らずの芸人のために使うことを「やめときなはれ」と言いますが、てんは芸人さんたちは見ず知らずの人間ではないと返します。

 

 

てんの態度を見て、文鳥師匠は文鳥亭の芸人も北村笑店で面倒見てほしいとお願いしてきました。寺ギンさんが「そんな殺生な」と情けない声を上げますが、てんは寺ギンさんにも笑ってほしいと、一緒に頑張ろうと誘います。

 

 

すると、寺ギンさんも自分の持っているものはすべて譲ってやるとてんたちの気持ちにとうとう折れたようでした。トキは芸人さんたちを連れてきてくれた風太にお礼を言います。風太はトキのためにやったのではないと言いますが、トキは改めて頭を下げてお礼を言いました。

 

 

風太はそのまま出ていこうとします。そこへ、てんが追いかけてきて風太を捕まえます。てんと藤吉も風太にお礼を言い、てんは風太にお願いをします。それは番頭として北村笑店働いてほしいということでした。

 

 

それを聞いた風太は泣きそうになりながら、昔から一度だけでもいいから「番頭さん」と呼ばれてみたかったと少し混乱気味にトキに話します。風太はてんと藤吉に「お願いします」と頭を下げ、北村笑店の番頭さんになりました。

 

 

寺ギンさんはお坊さんに戻って、旅に出たようです。芸人さんは一気に200人以上になり、北村笑店はチェーン店になりました。

 

 

大阪の激戦区である、千日前にもとうとう寄席を開業して、文鳥師匠と団吾師匠が口上でお客さんに挨拶しているのをてんと藤吉が笑顔で眺めているところで今回のお話はおしまいです。

わろてんか71話「売るんやったらいまやで」感想

わろてんか71話は、トキが風太に怒っているところから始まります。風太が寺ギンさんのところに居るのは、てんを守るためだったのではなかったのかとトキが泣きながら責め立てます。自分の知っている風太はそんな男じゃないとトキは風太を怒り続けます。

 

 

夜、てんは事務所で周りを気にしながら何かを取り出そうとしていました。翌日、てんは一生懸命そろばんを弾いていると、売り上げが減り、亀井さんとトキは自分たちから首を切られるのではないかと心配なようです。

 

 

京都と奈良も寺ギンさんが手をまわして北村笑店には芸人さんが来ないように根回ししているようです。藤吉にお金の方がどうかと聞かれて、てんはこのままでは二カ月で運転資金がなくなると答えます。そして、文鳥師匠に助けてもらえるようお願いをしてはと提案します。

 

 

しかし、藤吉は文鳥師匠との約束である「助けてもらうのは最初の1回だけ」というのをどうしても守りたいと考えているようでした。風太が寺ギンさんのところに戻ると、芸人さんたちがこそこそ話をしていました。

 

 

芸人さんたちは風鳥亭に出たがっているようです。直接寺ギンさんに言えないため風太が寺ギンさんに言ってくれないかとお願いしていました。風太は寺ギンさんのもとに行き、寺ギンさんのところも月給にしてはどうかと提案します。

 

 

そんな事をしたら芸人が甘えると言い捨て、出かけようとする寺ギンさんを風太は押しとどめます。しかし、寺ギンさんに芸人の変わりはいくらでもいると言われてしまいます。風太はこの頃の寺ギンさんはおかしいと言い出しました。

 

 

「今のあんた芸人を食い物にする生臭坊主」と非難すると、寺ギンさんは風太をクビだといい全く話を聞いてくれません。「今夜で北村屋の息の根を止めてやる」と笑いながら出ていってしまいました。

 

 

藤吉はなぜかお座敷に乗りこんでいきました。お座敷では寺ギンさんと文鳥師匠が手を組むことになったと言って、寺ギンさんは藤吉を締め出してしまいました。藤吉がそのまま事務所に戻り、文鳥師匠が寺ギンさんを組んだことをてんに知らせます。

 

 

てんも資金が苦しくなってきて月給制にしたもののお給料が払えないかもしれないところまで来ていることを報告します。その日の夜中、風太のところに芸人さんたちが集まってきていました。なにかが大きく動きだしそうな気配です。

 

 

翌日、てんたちは店員をよそに移す算段をしていると、寺ギンさんがやってきました。自分が風鳥亭の小屋を買いとると言って大金を放り出してきました。寺ギンさんが「売るんやったらいまやで」と、ニヤついているところで今回のお話はおしまいです。

わろてんか70話「兵糧攻め」感想

わろてんか70話は、てんと藤吉が事務所で働いているところから始まります。月給制になってからも何とか順調に商売ができているようです。芸人さんたちも寺ギンさんに対抗して協力してくれる人がたくさんいると藤吉はてんに教えます。

 

 

月給制でもお客さんにウケない芸人はクビだろうと冗談を言って、店員たちは吉蔵を脅かしていました。一方、リリコは伊能氏と契約書をはさんで険悪なムードで話をしていました。

 

 

リリコが外へ出たのを伊能氏は追いかけて話をしていると、リリコはそばにあった水を伊能氏に浴びせてしまいました。騒ぎを聞きつけたてんと藤吉は戸を開けて、ずぶ濡れの伊能氏を見て唖然としています。

 

 

てんたちは、伊能氏とリリコを家に上げて話を聞きます。てんはリリコに女優を辞めるのは勿体ないのといい、伊能氏と藤吉もリリコには女優としての魅力があることをリリコに伝えます。そんなリリコをてんはうらやましいと言いました。

 

 

みんなの言葉にリリコは契約した残りの3回分は出ると約束しました。朝、てんと藤吉が出勤しようとすると、大勢の芸人さんたちが現れて、自分たちを雇ってくれとお願いしてきました。

 

 

藤吉が困っていると、風太が現れて芸人さんたちを追い返しました。風太は藤吉たちに向き直って、「今すぐ月給制やめて寺ギンさんに謝れ」と説得します。しかし、てんたちはこれが自分たちのやり方だと引きません。

 

数日後、他の太夫元に寺ギンさんが手をまわしたらしく、頼んで居た芸人さんが連絡なしで現れません。仕方なく芸人仲間や団吾師匠に1つの小屋に集中して盛り、残りの小屋は休業するように藤吉が指示を出します。

 

 

風鳥亭の店頭では、てんとトキはお客さんに謝り、のれんを外して休業の張り紙を張りました。藤吉は引き続き電話でよその芸人さんに出てもらう交渉をしましたが、太夫元からはすべて拒否されてしまいました。

 

 

てんは文鳥師匠にお願いしてみてはと言いましたが、藤吉は文鳥師匠との約束を守るためそれはできないと返事します。藤吉は、それでも寺ギンさんに泣きつくことはできないと、遠くまで足を延ばして下人を探してくると出かけて行きました。

 

 

トキが店の前でぼんやりしていると、風太が通りかかります。風太がトキに話しかけながら近づくと、トキは風太をバシバシ叩きだしました。風太がそれを止め、トキが泣いているところで今回のお話はおしまいです。

わろてんか69話「月給制」感想

わろてんか69話は、あさりさんが藤吉たちに借金をお願いして頭を下げるところから始まります。妹の嫁入りのためにお金が必要なようです。あさりさんの話を聞いている最中に、トキが電話で芸人さんが来られないと連絡を受けます。

 

 

藤吉が電話を変わると寺ギンさんのところの芸人さんが全員来られないようです。3つの寄席すべてに出る予定の芸人さんが来られないことになり、芸人仲間たちで何とか頑張ろうと藤吉がお願いします。

 

 

風鳥亭を覗く風太をトキが捕まえて、寺ギンさんのところの芸人が誰も来ていないことを教えます。風太は遠方から戻ってきたばかりで、今の状況が分かっていないようでした。てんは歌子の店へやってきて、あさりさんのおじいさんの相手をします。

 

 

しかし、おじいさんはあさりさんが嘘をついていることが分かっていたようで、「本当は専務ではないのだろう」とてんに素直に質問します。てんはそれ以上嘘がつけず謝ります。

 

 

おじいさんはあさりさんに無理して仕送りしなくていいことを言いに来たとてんに説明して、迷惑かけたことを謝ります。帰ろうとするおじいさんを呼び止めて、てんは風鳥亭に連れて行きました。

 

 

あさりさんはおじいさんに気づいてしまい動揺しますが、お客さんに急かされて芸を続けます。眉間にしわを寄せながら、お客さんが笑う様子を見ています。あさりさんは芸が終わると慌てて逃げようとしますが、おじいさんは出口で待ち伏せしていました。

 

 

嘘をついたことを怒り叩いていましたが、芸人になってお客さんを笑わせて喜ばせているあさりさんを誇らしいと泣きながら言ってくれました。これからは堂々と生きろと言われてあさりさんも泣いていました。

 

 

夜、てんが隼也の寝かしつけをしていると、藤吉が帰ってきて、明日の芸人さんの穴埋めがどうにかなったと報告していました。しかし、このままでは人の確保が難しいため、藤吉は芸人たちを自分たちで雇おうとてんに相談します。

 

 

てんは藤吉に従うだけだと返事しますが、一つ約束を付け足します。芸人さんを雇うのであれば、お給料を月給にしたいと提案します。てんは日々の暮らしに不安を覚えている暮らしから芸人さんたちを解放してあげたいようです。

 

 

「芸人さんとその家族を一生面倒見るつもりで雇いたい」とてんは藤吉に自分の思いを伝えました。朝、藤吉たちは、芸人と店員さんたちを集めて、これからは月給制にすることを報告しました。ボーナスまでついて立派な会社員のようです。

 

 

月給制の話を寺ギンさんが聞きつけて、怒っているところで今回のお話はおしまいです。

 

わろてんか68話「芸人には優しく」感想

わろてんか68話は、キースが泥棒と思って捕まえた人があさりさんだと分かり、みんなで驚いているところから始まります。あさりさんは芸人を辞めると突然言い出しました。てんたちの家にみんなで上がり、あさりさんの話を聞きます。

 

 

あさりさんは自分のおじいさんが突然来るので、それが怖いと説明しました。自分は漁師になるのを断り、大阪で出世して金持ちになると言って家を出てきたそうです。あさりさんは両親を既に亡くしていて、おじいさんに育ててもらったようです。

 

 

おじいさんはあさりさんが芸人になっていることを知ったら、太平洋に投げ込まれると怯えていました。あさりさんがおじいさんには普通の勤め人だと嘘をついていると説明するとキースたちは、そのまま勤め人と偽ればいいと言い出します。

 

 

藤吉はあさりさんに「自分を務め人にしてくれ」と頭を下げてお願いされてしまいました。どうすればいいだろうと考えていると、家の隅で伊能氏がのんきに飲んで居るのを全員に見つめられていることに気づき、伊能氏が「え?」と少し間の抜けた反応をしていました。

 

 

あさりさんはてんたちに手伝ってもらい、スーツに蝶ネクタイに着替えます。キースは手作りの名刺をあさりさんに渡します。そして、伊能氏の事務所に移動して、あさりさんは伊能氏のデスクで偉そうに座っていました。

 

 

あさりさんのスーツは伊能氏が貸してくれたようです。いい気分になっているあさりさんにキースもスーツ姿で現れ、あさりさんの祖父を案内すると、あさりさんは慌てだします。

 

 

おじいさんはあさりさんを感心したように眺めていましたが、突然悪い事しているだろうと胸ぐらをつかみ怒鳴り始めました。伊能氏が止めに入り、ここは活動写真を作っている会社だと説明します。

 

 

伊能氏は自分がここの社長だと自己紹介し、あさりさんがここで専務として働いていると説明します。するとあさりさんのおじいさんは喜んであさりさんにハグします。みんなは安心したように笑っていますが、嘘はすぐにばれてしまいそうな気がします。

 

 

てんは風鳥亭の事務所に戻り、あさりさんのお爺さんの事を報告していると、寺ギンさんが現れました。怪我をした芸人のサスケにお金を渡したことを怒っていました。風太は芸人にお金を渡して引き抜こうとする人が最近多いと補足します。

 

 

藤吉は寺ギンさんに勝手にお金を渡したことを謝りますが、寺ギンさんのところの芸人さんの食べるものにも困っているようなひどい扱いを改善してほしいことを訴えます。

 

 

寺ギンさんは藤吉たちを見習ってこれから芸人には優しくすると言って立ち去って行きました。いい方がなんだか含みのある雰囲気でした。一緒に立ち去ろうとする風太に藤吉がこのままでいいのか聞きますが、風太は寺ギンさんのところを辞める気はないようです。

 

てんが隼也の子守を見送った後、リリコがおもちゃをたくさん抱えて隼也に会いに来ました。隼也は既に寝ていて、枕元に持ってきたおもちゃを並べて、リリコは隼也の寝顔に癒されていました。

 

 

リリコは「活動写真はもう嫌だ」と言って伊能氏と喧嘩になったことをてんに愚痴りました。お客さんの反応が直に見られる寄席の方が、やりがいがあると思っているようです。リリコはてんにお茶子として雇ってくれとお願いします。

 

 

翌日、てんからお茶子になりたいというリリコの話を聞いた藤吉はあまり本気にしていないようです。そこへ寺ギンさんのところの芸人さんが急病で来られないと連絡がありました。

 

 

寺ギンさんは芸人が食あたりになり「芸人は優しくしなければ」と今日の出演をキャンセルされてしまいました。藤吉が昨日の嫌がらせだと言いながら、番組を急いで組みなおそうと机に向かう所で今回の話はおしまいです。

 

わろてんか67話「寄席3軒目!」感想

わろてんか67話は、北村屋は団吾師匠を迎えて、寄席の小屋の数が3つに増えていました。売り上げも上がって、団吾師匠の契約金に使った借金も返せそうとてんが笑っていると、藤吉は番組を作るのに苦労してぼやいていました。

 

寄席の行き来にも時間がかかるので、芸人さんの数が足りない頭を抱えています。太夫元の寺ギンさんのところからの芸人さんたちは、寺ギンさんの気持ち次第なので北村屋に出てもらえる芸人が選べないようです。

 

藤吉は自由にできる芸人さんがもっといれば、もっと寄席を増やせるのにと藤吉はまた大きな夢を見ていまいした。てんはそれを聞いて呆れています。キースとあさりさんは二人で組んで漫才を始めていました。

 

ハリセンを使った漫才は大うけのようです。出番が終わると慌てて違う小屋へ向かいます。吉蔵は後ろ面がなかなか発展せず、他の小屋にはいかないようです。

 

吉蔵とてんが話をしていると、舞台が騒がしくなります。舞台を覗くと、寺ギンさんのところの芸人さんが転んで足をくじいてしまいました。

 

その芸人さんは痛がりながらも寺ギンさんに知られれば、仕事がなくなると焦っていました。当の寺ギンさんは舞妓さんを両脇にお酒を楽しんでいます。

 

そこへ、風太が先ほどの芸人さんのサスケが怪我したと報告にきました。寺ギンさんは場所が風鳥亭だと知るとその芸人さんの借金を回収してくるように風太に指示します。

 

風太がサスケのもとへ借金を回収しに行くと、奥さんが土下座をして待ってくれとお願いしました。風太は土下座をする奥さんを立たせようとしながら「オレはなにしてんねや…」とつぶやきます。

 

サスケの奥さんは藤吉のとこへ借金をお願いしにやってきました。寺ギンさんのところではすでに借金をしていて首が回らないと泣いてお願いします。

 

しかし、寺ギンさんのところの芸人さんに勝手にお金は貸せないと藤吉は謝ります。奥さんがあきらめて外へ出ると、てんが呼び止めて、これは貸すのではないと少しだけお金を渡しました。

 

話しは変わって、リリコが活動写真の撮影をしていました。撮影がひと段落したようで、伊能氏が花束をリリコへ渡しやってきました。リリコは花束を受け取らず伊能氏のほっぺたをムニムニして立ち去って行ってしまいました。

 

リリコは女優として活動しているようです。その後、伊能氏は風鳥亭へやってきました。寄席を楽しそうに観た後で、てんたちの家で飲んでいます。

 

藤吉がリリコの活動写真の調子はどうだと質問すると、伊能氏はリリコがもう女優は嫌だと言っていることを報告しました。リリコはとても飽きっぽいとも言っていました。

 

伊能氏は、新しくできる住宅街の近くに娯楽施設を作り、活動写真を公開するために、リリコに活躍してほしいようです。伊能氏はその計画に失敗すればすべてを失う可能性があるようですが、どうしても挑戦したいようです。

 

藤吉も寄席を増やして大阪中に笑いを広めていかなければと二人で盛り上がっていました。すると、外が何やら騒がしくなってきました。誰かが「泥棒!」と叫んで誰かを追いかけています。

 

追いかけていたのはキースで、捕まえられたのはあさりさんでした。あさりさんが追い詰められた様子でうつむくところで今回のお話はおしまいです。