わろてんか第5週33話の感想「悋気は損気やで」

わろてんか33話は、リリコは後添いになれと言われていることを藤吉に相談しました。置いてあるお金をみて、「自分を金で買ったんか」と怒り気味でリリコに詰め寄ります。

 

リリコは藤吉がてんと一緒になるなら自分は後添いになると外へ飛び出して行きました。藤吉とリリコが外でもめていると、あさりさんがそれを見かけて、翌朝キースと吉蔵に曲解して伝えてしまいます。

 

そこへ出かけようとする藤吉を捕まえて、昨夜の事を問い詰めます。てんがかわいそうだと言っていると、背後にてんが驚いた顔で立っていました。てんはむくれた顔で食器を洗っていると、藤吉が謝ります。

 

てんはむくれたまま何かいいかけますが、藤吉の袖をつかんでしばらくして笑顔に切り替えて、「今日こそ寄席を手に入れてきて」とお願いしました。それを部屋から聞いていた啄子は少し心配そうにしていました。

 

藤吉がぼんやり売り歩きをしていると、亀井さんの前を素通りしそうになってしまいました。亀井さんの方から声をかけて、話を始めました。有名になった人の札を藤吉に見せてくれます。

 

長屋では啄子がてんに「悋気(りんき)は損気やで」と余計なやきもちを焼いても損するだけだと声をかけてきました。啄子は「藤吉は嘘がつけない子、藤吉を信じた方が得になる」とアドバイスしてくれました。

 

啄子はてんが結構気に入っているように見えます。しかし、「喧嘩して里に帰ってもらってもかまわない」と意地悪は忘れません。てんは啄子の励ましで少し元気が出た様子でした。

 

てんの実家では、儀兵衛としずがてんお話をしていました。儀兵衛は体調が良くない様子で、へたりこんでしまいました。しかし、自分の体の事は誰にも言うなとしずに口止めします。

 

それをこっそり風太が不安そうな顔で見ていました。夜、リリコが子犬をかまっていると、藤吉が現れました。夕飯の時間にも帰って来ない藤吉を探しに、てんがリリコの部屋ところに通りかかりました。

 

藤吉はリリコの後添えを止めようとするとリリコは自分と一緒になろうといいますが、藤吉は自分にはてんが居るときっぱりと言いました。だったらかまうなと言ったリリコはてんに気づきます。

 

リリコはてんに向って自分が以前、身売りされそうになったところを藤吉が助けてくれたことを教えてくれました。

 

藤吉と一緒にいたから今まで頑張ってきた、藤吉が居ないなら後添えで贅沢して暮らしていく、自分は芸人に向いてないと言うと、藤吉はそんなことないとリリコの芸人としての質を高く評価しているようでした。

 

そして、いつか自分の寄席で使ってやると言い出しました。しかし、リリコは黙って部屋に入っていってしまいました。藤吉が勝手にリリコを寄席で使うと言ったことを謝ります。

 

てんは勝手にやきもち焼いていたことを謝り、リリコのためにも寄席を手にいれようと藤吉を励ましました。風太が大阪に現れて、物憂げにおうどんを食べているところで今回のお話はおしまいです。

わろてんか第5週32話の感想「うちを助けて」

わろてんか32話は、てんと藤吉がボロボロの寄席の小屋の前で男性に絡まれるところから始まります。藤吉はここの寄席の小屋の持ち主を知らないかと男性に尋ねます。

 

寄席をやりたいという藤吉にいい若者がそんなことを言ってないでまじめに働かないと、自分のように「浦島太郎」になるぞと追い払われてしまいました。

 

天神さんの裏の裏、あそこはもう何年もつぶれたままだと芸人仲間もあまりいい物件ではないことを知っている場所だったようです。芸人仲間の一人が寄席の前にいた男性が、亀井というその寄席の持ち主だと思いだしました。

 

それを聞いて仲間がみんな思い出したようで、「殻にこもって人を信用しない偏屈じじぃ」と言って他を探した方がいいと吉蔵がアドバイスしました。しかし、藤吉はまたあの小屋を訪れ、亀井さんに話しかけました。

 

ここで、寄席をやらせてもらえないかと頭を下げます。せめて中を少し見せてもらえないかと尋ねますが、顔も見ずに「あかん」の一言で拒否されてしまいました。

 

しかし藤吉は隣に座って同じように小屋を見つめ始めました。二人とも同じ表情になっていて面白かったです。啄子はお金が減って行く一方だとやきもきしています。

 

大きな籠を二つ抱えて、外に居た芸人のあさりさんに青物市場はどこだと聞き、さらに案内しろと出かけて行きました。売り歩きをして自分の食い扶持を稼ぐようです。

 

藤吉は毎日亀井さんの寄席に通っているようです。おまんじゅうをおいしそうに食べて、反応を伺います。亀井さんにもおまんじゅうを勧めますが、相変わらず冷たい態度で受け答えしますが、おまんじゅうはしっかり食べていました。

 

そこへ、リリコが通りかかり、藤吉が声をかけますが、素通りしていってしまいました。さらに、吉蔵が慌てて藤吉を呼びに来ました。啄子は売り歩きをしようとしてまた腰を痛めてしまったようです。

 

色々手伝ってあげたあさりさんを啄子は少し気に行った様子でした。結局、啄子の心配ももっともだと、藤吉が変わりに売り歩きをして、てんも昼間は吉蔵の嫁の店でパートをし、夜はてんと啄子と二人でお針子の内職をしています。

 

藤吉は売り歩きの恰好で再び亀井さんの寄席へ行きました。亀井さんは「席主やりたい」というやつは親不孝者ばっかりだと嘆いていました。

 

藤吉が商品のみかんを亀井さんに渡すと「あの子が持ってきたお芋さんの方がうまいな」といい、藤吉はてんが毎日亀井さんのところへ来ていることを知ります。

 

てんはさらに針仕事の布の切れ端で作った羽織を亀井さんにプレゼントしていました。てんの一生懸命さに亀井さんの心が少し動いた様子でした。亀井さんの少しおどけた様子はなんだか好きです。

 

藤吉はリリコの様子が変であることが心配で、リリコに声をかけます。「大事な話があるから今夜部屋に来て」と言いリリコは立ち去ってしまいました。

 

夜、仕事に疲れたてんが居眠りをしているのに気が付いて、藤吉は肌掛けを掛けて優しく「ありがとうな」と声をかけます。

 

しかし、藤吉は昼間のリリコの様子も心配なようで、リリコのもとに行ってしまいました。藤吉がリリコの部屋へ行くと、リリコは泣きながらお金を眺めています。

 

どうしたのかと尋ねる藤吉に、リリコは抱き着いて「うちを助けて」という所で今回のお話はおしまいです。

わろてんか第5週31話の感想「寄席の箱探し」

わろてんか31話は、てんと藤吉は啄子と三人で長屋に引っ越してきたところから始まります。長屋に集まった藤吉の芸人仲間を目の前に啄子は状況が分からず、仏頂面で藤吉に説明を求めます。

 

芸人仲間は引っ越し祝いだと盛り上がっていますが、啄子は追い返してしまいました。みんなかが帰って啄子があきれている横で、てんは毎日笑って暮らせそうとのんきに笑っていました。

 

米問屋の家とは違い、長屋では質素なご飯を三人で囲んで居ます。一息ついて、啄子はこれからどうするのかと藤吉に詰め寄ります。

 

「寄席をやる」と藤吉が答えると、まだそんなことを言っているのかと啄子は怒りだしますが、藤吉とてんが頭を下げているのを見て啄子はひと月だけと条件を出しました。

 

啄子はお願いされると断り切れないタイプなのでしょうか。それにしても一カ月で成果をあげるのは難しそうです。食事の後片付けをしながら、藤吉は寄席をやるにしても箱が無いどうにもならないとてんに説明します。

 

箱というのは建物の事、てんは寄席の建物がなければ、人を集めることもできないことを知り、だったら探しましょうと明るく答えました。藤吉とてんが街の中で寄席を譲ってくれと言って回ったことを芸人仲間が笑い転げています。

 

さらに寄席の建物を買うには大金が必要ではないかと尋ねると、売り上げから少しずつ返しながらやっていくとてんが答えて、芸人仲間が納得していました。ローンということになりますが、誰から借りるのでしょうか。

 

夜、てんと藤吉が少しいい雰囲気になっていると、啄子は見計らったように邪魔に入ります。寝るのも三人一緒で真ん中に啄子が横たわり、二人は毒気を抜かれてしまいました。

 

翌日、出かけようとすると、リリコが通りかかります。寄席の話を聞いて妙に優しく対応して立ち去って行きました。藤吉は大きな寄席の建物を眺めながら、「日本一の席主になりたいな」とつぶやきました。

 

引き続き寄席の物件を探していると、てんの下駄の鼻緒が切れそうだと立ち止まりました。藤吉があたりを見回すとすぐそばに小さな祠があり、藤吉が初詣もしていないと言って二人でお参りをしました。

 

お参りが終わって振り返ると、ボロボロの寄席の小屋が目に入りました。それは立地条件の悪い端席と呼ばれる寄席の小屋でした。藤吉はなんだかその建物が気になっている様子です。

 

それをみて、てんはこれでいいのではないかとあっけらかんと藤吉に勧めました。藤吉もかき入れ時のお正月でも閉まっているところを見ると、安く手に入るのではないかと笑っていました。

 

そこへ、寄席の前に座っていた男性に「なにごちゃごちゃぬかしとんのや」と絡まれるところで今回のお話はおしまいです。

わろてんか第5週30話の感想「新たな出発」

お店も家も手放し、裸一貫また初めからやり直すことになった北村家ですが、よく考えるとこれはとてもツライ状況ですよね。

 

藤吉やてんにとっては、若い頃は苦労は買ってでもしろというのか、まだ若く人生これからなので、これから頑張れがいい、むしろ頑張るのみだ。

 

ということが言えるかもしれませんが、これまで散々苦労し頑張ってきた藤吉のお母さんにしてみれば、あまりにもひどい仕打ちのように思いました。

 

もちろん家族は一心同体の一連托生なので、いいことも悪いことも一緒に共有するべきですが、今回の藤吉のこの不始末に関してはちょっと出来事として大きすぎると思いました。

 

いくら自分の息子がやったこととはいえ、お母さんに同情してしまいました。でも、今回新たにわかったことは、藤吉は商才はないかもしれませんが、人望はあるということです。

 

新しい家の調達や、その他困った時など、助けてくれる仲間がたくさんいました。これはとても大事なことです。仲間の力を借りながら、どうにかまた出発できそうです。

 

今度は身の丈に合ったやり方で、新たな気持ちで一生懸命やってほしいですね。それともう一つ、てんは藤吉のお母さんにもこれからももっと鍛えてほしいとお願いしました。

 

さすがのお母さんもそれを聞いて呆れたというか、いい意味でのてんのしぶとさ、しつこさに笑っていました。

 

これまでの嫁入り修行とは比べ物にならないくらい厳しいものになるそうですが、二人ともすっかりやる気です。

 

この二人がいれば藤吉がいなくても、いや、むしろ藤吉はいない方が商売がうまくいくような気がするのは私だけでしょうか(笑)藤吉、期待してるからもっと頑張って!

わろてんか第5週29話の感想「スタート地点」

数日の間に色々なことがありました。お嫁候補対決から北村屋の借金問題、そして藤吉の空振りにお母さんの思いなどなど、そんな紆余曲折を経て藤吉とてんの二人はやっと二人してスタート地点に立つことができ、同じ方向を見始めたのが今日だと思いました。

 

ここから物語の第二章がはじまるようです。そして今日一番良かったのは藤吉の思いを聞くことができたことだと思います。

 

がむしゃらに頑張っているお母さんの近くで、藤吉は藤吉なりに辛いを思いをしていて、お母さんのために何かできないかと思いついたことが「笑い」だったとのことですが、意図を知らないお母さんにその「笑い」を否定され、心に深い傷を負った。

 

これは親子あるあるですよね。お互いにそれぞれのことを思っての行動が裏目に出てしまい、とても残念な結果になってしまう。この話を聞いた時のお母さんの表情がまたなんとも絶妙で、複雑な気持ちになりました。

 

きっと当時のお母さんには笑いを受け入れる余裕がなかったのだと思います。でもそれも北村屋や家のため、息子のために頑張っていたことなので、責められないですよね。

 

ただ、ずっと過去にとらわれていても仕方ないので、これからは未来を見ていかなければなりません。

 

藤吉自身も自分の不甲斐なさから、てんを手放す方がいいのではないかと思った瞬間もあったようですが、そんな提案ももちろんてんに一蹴され、逆に笑顔があればどんなことも乗り切っていけると力強い言葉をもらいました。

 

てんというパートナーを得た藤吉は、一人の時より可能性が広がったのは言うまでもありません。これからが本番、遠くまで羽ばたいてほしいです。

わろてんか第5週28話の感想「取られてしまうくらいなら」

藤吉(松坂桃李)はキース(大野拓朗)の儲け話に乗っかってしまい、外国のパーマが出来る電髪を千台も購入。もちろん偽物で、残ったのはあほのようにある在庫と、家と土地を抵当に借りた借金です。

 

それが啄子(鈴木京香)の知るところとなり、刀を振り回して藤吉を罰しようとします。万城目(藤井隆)が止めに入り、なんだかしょうもない喜劇にしてしまいました。吉本新喜劇の基本ですね…。

 

キースも逃げたわけではなく、何とか在庫を減らそうと走り回っていたようですが、奇妙奇天烈なあの電髪が売れるわけもないわけです。どうしようもない息子に、体調を崩してしまう啄子はてん(葵わかな)に京都に帰るよう促しますが、もちろんてんは首を横に振ります。

 

貧乏くじでしかない藤吉を捨てないてんに、啄子は思わず藤吉が芸人に憧れた話をします。推さない藤吉はいつも店で難しい顔をしていた母親が笑う姿に、笑いというモノ惹かれたのかもしれませんね。

 

てんは藤吉が訳も分からず理解もしていない契約書を伊能(高橋一生)にみせて、どうにかお金を取り戻せないか相談に伺いますが、契約書自体には何も問題がないと言われてしまうのでした。

 

肩を落とすてんに「僕は間違えたのかもしれない」とてんを藤吉に走らせたことを後悔していると述べますが、てんはそれも首に振るのです。そんなに藤吉がいいのか…伊能さんはてんにいつでも待っていると去って行く背中に告げるのでした。

 

従業員もいない北村屋に残った米を伏せていた啄子は諦めず売りさばこうとします。その姿に藤吉は自分を奮い立たせ、米を売りに行きます。しかし潰れかけた北村屋の米に人は見向きもしません。

 

借金の利息にもならない売上金で、啄子も藤吉も追い詰められ、そこへ借金取りが乗り込んできます。店を持って行かれるくらいなら殺せという啄子と、持って行かれるくらいなら店を壊してしまえとなたを振り上げる藤吉。こっ今度こそ刃傷沙汰?

わろてんか第5週27話の感想「借金」

藤吉(松坂桃李)は寄席仲間の万城目(藤井隆)・歌子(枝元萌)の夫婦とキース(大野拓朗)と夜な夜な集まって話し込み、キースの持ち掛けた儲け話、パーマ機を、実家の家と土地を啄子(鈴木京香)に内緒で黙って持ち出し、抵当に出して金を借りて買い付けます。

 

しかし試しに万城目にパーマをかけたら煙が出てくるではないですか。どうやら偽物を掴まされたようです。そりゃあ日本にまだ出回ってない機器ですからね…。視聴者は知ってました。

 

この偽物を千個も購入したという藤吉は、店に帰らず、北村屋は若旦那も出て行ったような店は居られないと、使用人が次々店を出ていきます。てん(葵わかな)は藤吉を探しに寄席がある界隈を覗きに行きます。

 

けなげだねぇおてんちゃん。寄席の客引きに万城目の名前を聞き、彼の店を見に行きますが、北村屋の名前を出したとたん追い出されてしまいます。万城目芝居も下手なんですね…。

 

それでも藤吉を心配するてんは、万城目がコソコソと出かけていく様子を後からつけるのでした。そこにはリリコ(広瀬アリス)に世話を焼かれる藤吉が!わー藤吉って本当…。

 

怒ってその現場に飛び込むてん。リリコはのあくびれない態度にでていきますが、藤吉は追いかけて事情を説明してくれました。

 

電髪の機械が偽物で、業者はもうもぬけの殻、話を持ち掛けてきたキースに事情を聞こうとしたら、その本人まで姿を晦ましたので、リリコの家がキースの家に近いから張っていたと…。

 

到底理解出来るものではないものの、リリコと藤吉を二人にしたくないてんは自分もリリコのうちに留まると言い出します。その頃啄子の元に金貸しが現れて、藤吉が家と土地を抵当に入れたことを知る事となりました。

 

まあキースが捕まったところでお金が返ってくるわけじゃないですもんね。無駄な事しかしてないという印象だなぁ藤吉。相変わらずリリコは藤吉にご執心で、てんを煽ってきます。

 

リリコも煽りますねぇ。お腹痛いって縋っても藤吉はてんを追っかけたのに…。なんとか帰ってきたキースを追い詰めた藤吉のところへ啄子も現れて、ついに藤吉に刃物を向けちゃいました。やっと子離れという展開でしょうか。

わろてんか第5週26話の感想「一歩前進」

経営が火の車で、加えて腕の立つ従業員までやめていってしまった北村屋、贔屓にしていたお客さんも離れていってしまい、どんどん苦しくなっていきます。

 

でもこういう時こそ家族で一丸となって乗り切らなければなりません。もっとも、てんが家族として認識されているかはなんとも微妙なところではありますが。

 

でも、ここでも藤吉のお母さんの素晴らしい商人としての精神が見えました。商売が苦しい時でも決して安売りはせず、プライドを持って真摯に商売を続ける。

 

これこそ商人の精神だと思います。また、商人として生きていくと決めたのであれば、これぐらいの覚悟は持ってないと務まらないということですね。このことを藤吉にも伝えたいと思いました。

 

ただ、雨降って地固まるというのか、いいこともありました。それは藤吉のお母さんとてんの距離が少しだけ近づいたということです。

 

てんは腰を痛めたお母さんにマッサージを施しながら、お母さんのこれまでの人生についての話を聞くことができ、いろいろ感じることがあったようです。

 

今後もこんな感じでお互いの理解が進むといいですね。そして最後に藤吉ですが、キースといった昔の旅芸人仲間と大阪で再会し、なんとか商売を大きくできないかと模索中ですが、どうも怪しい雰囲気になってきました。

 

藤吉も一生懸命にはやっていますが、やはり商人としてはまだ半人前だということでしょうか、全くうまくいきそうな雰囲気を感じません(苦笑)北村屋がこれ以上傾かないことをただ祈るばかりです。

わろてんか第5週25話の感想「笑顔」

正式に北村家に受け入れられたてん、ただ藤吉のお母さんは相変わらず厳しい態度で接してきます。でも、てんはそんなことには負けません、トキが心配するぐらい一生懸命やっています。

 

しかし、一難去ってはまた一難というのが物語の基本なのか、お嫁候補ライバル問題が片付いたと思ったら、今度は北村家で問題は起こりました。

 

正確には起こったというより、もともとあった問題が明るみに出たと言った方が正しいかもしれません。そうです、北村家には大きな借金があったのです。

 

お母さんはもちろん知っており、心配かけまいと敢えて黙っていたようですが、借金があるという事実、そしてそれを隠していたことのダブルパンチで藤吉からは笑顔が消えてしまいました。

 

でも大丈夫、藤吉のそばにはてんがいます、今回もてんが頑張る藤吉を励まし、笑顔にさせました。てんの笑顔は人を笑顔にさせることのできる素晴らしいものです。きっと藤吉もこの笑顔に惚れたのでしょう。

 

話を北村家に戻します。お母さんが心配かけまいとして黙っていた借金ですが、それは藤吉のお父さんが作ったものでした。

 

藤吉のお母さんはとても気が強く、強引なところがある人だと思っていましたが、実はとても苦労人で、人一倍大変な思いをしていたのですね。そういう経験があるからこその強さだったのだと合点がいきました。

 

しかしてんにとってもこれは一大事です。お嫁として認めてもらうことはもちろんですが、それよりも嫁ぎ先の北村家がなくならないようにしないといけません(笑)また大変な日々が始まりました。

わろてんか第4週24話の感想「みだれ髪」

わろてんか24話は、てんの着物が無くなり、探し回るところから始まります。着物は庭に放り出されているのをトキが見つけました。てんはそれでも見つかってよかったと少し安心しました。

 

翌日、番頭さんが女の争い事は怖いとぼやいていると、藤吉はそれよりもと書類を探しているようでした。神棚の下の棚を開けようとすると、番頭さんが慌ててそれを止めにきました。

 

お金の勘定はすべて啄子が管理していて使用人も信用していないと言いますが、藤吉はかまわないと中を見ようとします。そこへ、啄子がそれはダメだと怒鳴りこんできました。

 

藤吉が自分も信用されていないのかとショックを受けてその場を去ってしまいました。少し気まずそうに啄子は藤吉を見送ります。商いがあまりうまくいってないのでしょうか。

 

藤吉はてんと台所で鉢合わせると、少しほっとしたように和やかに話を始めました。てんを啄子に認めさせるから待っていてくれと改めてお願いをしました。

 

てんとトキが楓の部屋の掃除をしていると、机のものを落とした拍子に与謝野晶子の「みだれ髪」が出てきて、トキが楓は恋愛に興味がないなんて嘘だと興奮しだしました。

 

人のものを勝手に見てはだめだとてんが止めますが、トキはやっぱり楓が嫉妬して着物を外に捨てたのだと力説しています。そこへ楓が現れ着物を捨てたのは自分だと言い謝る気はないと言って、本を取り上げて去って行きました。

 

しおりのようなものが落ちてそれをてんが読んで、てんは楓を探しに出かけました。てんが楓を探して街を走っていると、藤吉の姉・頼子がツボを抱えて歩いているのを見つけます。

 

てんが声をかけると父親の形見だけど偽物だったとがっくりしていました。実家にはもうめぼしいものが無いとつぶやいているのをてんが不思議そうに見ているのに気づいて、着物を捨てた犯人は自分だと自白しだしました。

 

それを聞いたてんは笑顔でそうだったのかとお礼を言って立ち去ってしまいました。てんがさらに楓を探していると、川のほとりでぼんやりしている楓を見つけました。

 

着物を捨てたのは楓ではないのにどうしてそんなこと言ったのかと聞きました。楓は昔からそういう疑いをかけられるタイプだったようで、今回も信じてもらえないと思ったようでした。

 

楓は詩が好きで与謝野晶子を読んでいることに、てんはかっこいいと伝えます。自分も読んでみたかったけれど、恥ずかしくて読む勇気が無かったと告白しました。

 

そして、先ほど拾ったしおりを読み上げます。それは楓が描いた詩でした。てんはその詩を見て感心します。楓が本当は歌人になりたいことを知り、てんは楓に夢がかなうといいですねと無邪気に応援します。

 

楓がてんの夢を聞くと「慕う人とお墓まで連れ添うこと」と答えると楓が少し笑ってしまいます。楓が「くやしいけどあんたの方がかっこええ」と言ってくれました。

 

自分もてんを見習って自分らしく生きてみると今度はいい笑顔で笑っていました。夕方、楓は出かける支度をして、啄子に別れの挨拶を始めました。

 

藤吉には楓のような気の強い人が合っていると思ったのにと、啄子は案外あっさりと楓を見送りました。ドロドロした展開にならなくてホッとしてしまいました。

 

夜中、藤吉は見るなと言われた戸棚の中の書類を見始めます。「なんやこれ」とびっくりしています。翌日番頭さんを探していると、男性が啄子を田津寝てきたところで今回のお話はおしまいです。