半分、青い。31話「俺はそんなにできない」感想

半分、青い。31話は、律がブッチャと菜生に喫茶店で大学の合格お祝いをしてもらっているところから始まります。京大の受験当日、鈴愛が愛用のクリアファイルを取り違えて、律の受験票を持って出かけてしまったため、結局、律は東京の私立大学に行くことになったようです。

 

菜生とブッチャが受かった私立の大学もレベルの高い大学だと励ましていると、律はクリアファイルを取り違えたときの事を思い返していました。

 

同じクリアファイルを間違えてはいけないと位置を把握していたはずなのになぜ間違えたと自問して、三人そろってフランソワがクリアファイルの位置を入れ替えたことに思い至りました。

 

菜生はフランソワが律と鈴愛のキューピットだと盛り上がっていましたが、律もブッチャもそれを無視していました。そしてブッチャは律と一緒に行くために京都の大学を決めたことに気づいて、頭を抱えていました。

 

鈴愛は両親、祖父と一緒に律の両親に謝りに来ていました。四人で土下座状態になってしまいます。律は高校受験でも犬を助けて失敗していて、仙吉は、今回は自分の貧血のせいだと頭を下げます。

 

鈴愛は自分が受験票を持って出かけてしまったのが決定打だったと頭を下げていました。少し困った様子の弥一は受験票を忘れても現地で再発行できることを鈴愛たちに教えました。

 

律がそれに気づかないわけがないと弥一が続けると、鈴愛たちはようやく落ち着いた様子で、改めてすすめられたソファーにようやく腰をかけました。

 

弥一は律があのままでは京大も危うかったので、潜在的に京大受験を断念することを決めたのではないかと話していました。

 

和子は律が受験から逃げたような事を話す弥一をとがめると、弥一は律が東京の大学を受けて、そして受かったことに心底ホッとしたと話しだしました。

 

子供のころから勉強も良くできて、周りから神童だと言われ、律は常にみんなの期待に応えようとしていたことが弥一にとっては心配だったようです。

 

実は京大も受かるかどうかはギリギリのところだったことを弥一が話すと、鈴愛たちの方がそんなことを話してしまって大丈夫なのかと心配します。晴が鈴愛の口は羽より軽いからと苦笑していると、鈴愛は、これは口が裂けても言わないと言いきっていました。

 

和子は律が「心の真ん中のところは誰にも言わない」と話していると、鈴愛は一人だけショックを受けていました。鈴愛は早速、律に心の真ん中について聞いていました。親友だと思っていたのにと少し言いにくそうに不満をぶつけていると、律が自分の事を話しだしました。

 

律の挫折は、高校の受験失敗と永久機関が作れないことの二つでした。東大、京大は周りがそういうから志望したと話していました。「俺はそんなにできない」と自分の事を冷静に見ていたようです。

 

もし高校が志望校に行けていたら、もしかしたら周りができる人ばかりでもっと前に挫折していたかもしれないとも話していました。弥一の考えていた通り、期待のプレッシャーは負担になっていたようでした。

 

鈴愛は笛を取りだし、これもだめだったのかと律に謝り、川へ投げ捨てようとします。しかし、律は慌てて鈴愛を止めて「捨てないで」とお願いしました。

 

鈴愛が笛を3回鳴らして律の名前を呼ぶと、律は「はい」と返事して「これは捨てないでください」とまたお願いしました。二人が川辺でフラフラしているところで今回のお話はおしまいです。

半分、青い。30話「サンバランドのクリアファイル」感想

半分、青い。30話は、鈴愛が元旦に振り袖姿で律の家に行くところから始まります。鈴愛が笛を鳴らしてしばらくすると、徹夜明けの律が窓を開けました。鈴愛と律は新年の挨拶をしていました。

 

鈴愛は自分が引いた大吉のおみくじを律にあげにきたようです。年が明け、律の大学入試がいよいよ近くなってきまいた。鈴愛はセンター試験の前日に今度は律にお守りを持ってきました。

 

お互いサンバランドのクリアファイルを愛用していて鈴愛はその中にチケットなど大事なものをしまっていました。律も受験票などの大事なものもしまっています。

 

鈴愛は東京に律の代わりに連れて行きたいと亀のフランソワをくれと律にお願いしていました。しかし、律は唯一の友達だと言ってくれませんでした。鈴愛にブッチャはどうしたと言われて、律はそこで初めて同じ京都へ行くブッチャのことを思い出していました。

 

センター試験前日の夜、緊張した律は一睡もできず、朝方寝ることを諦めて出かける寸前まで勉強をしていました。受験票を確かめようとサンバランドのクリアファイルをひらくと、それは鈴愛のクリアファイルでいつの間にか入れ替わってしまったようです。

 

律は鈴愛の家に行き、鉢植えに水をあげている仙吉に挨拶して、家の中に入って行きました。お店のカウンターにサンバランドのクリアファイルを見つけて手を伸ばそうとしていると、律は外で仙吉が倒れたことに気づきました。

 

律の声で晴が出てきて救急車に連絡をして仙吉に毛布をかけて介抱していました。そのまま律は貴美香の病院に行くと、仙吉はただの貧血で大事には至らなかったようです。

 

貴美香がセンター試験の日だということに気づき心配しますが、律は時間にまだ余裕があると言って再び鈴愛の家に戻ります。しかし、カウンターに置いてあったクリアファイルがなくなっていて、さすがの律が動揺し始めました。

 

家の中に声をかけても誰も出てこず、鈴愛の部屋まで入って行くと、鈴愛は既に出かけていて律は呆然としていました。そのころ鈴愛はバスに乗っていて、相席した男の子とお菓子の交換をしていました。

 

鈴愛は男の子に「イカ天」を見に行くのだと言ってクリアファイルからチケットを取りだそうとしますが、中からは律の受験票が出てきて「やってまった」とつぶやいていました。鈴愛がバスを止めて律の受験票を手に焦っているところで今回のお話はおしまいです。

半分、青い。29話「鈴愛の夢は晴の夢」感想

半分、青い。29話は、仙吉が出かける準備をしているところから始まります。鈴愛の内定辞退のことを農協の人に謝りに行くようで、晴は鈴愛に準備ができたかと声をかけます。

 

しかし、鈴愛は普段着のままで階段を下りてきてボーッとしていました。前日、晴が泣いていたのを見て、一晩考えた結果やっぱり農協に行こうかと鈴愛は迷いだしていました。

 

宇太郎はそんな鈴愛を明るく茶化して、みんなが少し笑ったところで、晴はそれでも農協に謝りに行こうと鈴愛に声をかけます。鈴愛は晴に本当に東京に行っていいのか聞くと、晴は優しく「いいよ」と返事します。

 

晴は本当に鈴愛がたくさんの人と夢を見られるのではないかと考えるようになったようです。鈴愛の夢は晴の夢、もしかしたら鈴愛の漫画がつくし食堂に並ぶかもしれないと笑って言うと、鈴愛は晴に「ありがとう」とお礼を言いました。

 

鈴愛は喫茶店で律たちと鈴愛とブッチャの進路決定を祝っていました。律は鈴愛に就職活動に落ちていたことを知っていたのは本当かと尋ねると、鈴愛はその場の思い付きだと答え、左耳が聞こえないせいで落とされたと思っておらず、今でもそう思っているようでした。

 

ブッチャたちは、鈴愛の世界に悪意と内緒と差別はないなと笑っていました。律は鈴愛が東京に行くことを心配していました。律は晴が東京行きを止めると思っていたとつぶやくと、鈴愛は少し驚いて晴を見つめていました。

 

帰り道、鈴愛と晴が並んで歩いていると雨が降ってきました。喫茶店の店主に借りた傘を二人でさして、雨を眺めていました。菜生は喫茶店でブッチャにお好み焼きをおごっていました。

 

なぜ鈴愛と律を二人で帰したのかとブッチャが聞くと、菜生は鈴愛と律が恋に落ちるチャンスでしょうと熱く語って盛り上がりさらに歌いだしていました。ブッチャは適当に相槌をして流していました。

 

鈴愛は律と聞こえない左耳について話をしていました。鈴愛は律に「左耳側に雨が降る感じどんなだったか教えてよ」と聞くと、律は「傘に雨が落ちる音ってあんまりきれいじゃないから右耳だけで聞こえる方がちょうどいいんじゃないの」と返事していました。

 

鈴愛は気を取り直して、律にノーベル賞を取るために雨の音がきれいに聞こえる傘を作ってほしいとお願いしていると、横を通り過ぎた車が泥水を跳ね上げて、鈴愛のスカートにかかってしまいました。

 

律が自分のパーカーの袖で鈴愛の汚れたスカートを拭くと、二人は少しいい雰囲気になりますが、鈴愛は二人で再び歩きながら「この気持ちは無いことにしよう、私と律にそんなことは似合わない」と心の中で思っていました。

 

鈴愛は恋することより律との今の関係が壊れてしまう方が怖いと考えているのでしょうか。夜、鈴愛はお布団に入り、この家ともそろそろお別れかと天井のシミに向って手を伸ばしているところで今回のお話はおしまいです。

半分、青い。28話「スズメ」感想

半分、青い。28話は、晴が涙を浮かべながら、鈴愛に競争の世界に行かせたくないと説得しているところから始まります。しかし、鈴愛は、漫画家は競争の世界ではなく夢の世界だと返していました。どちらも当たっているような気がします。

 

秋風羽織は若菜から鈴愛の家の様子を聞いていました。鈴愛の家の定食屋の五平餅を食べながら、五平餅はここのしか食べないと宣言しています。若菜が鈴愛は本物かと尋ねますが、それは羽織にもまだわからない様子でした。

 

晴は律の家で鈴愛の漫画を和子に見せていました。和子は鈴愛の漫画をすごいと評価してくれて、やりたいことがはっきりしていることも評価していました。

 

鈴愛の事を心から心配していて、周りの人に守られて育ってきたのに、そこを離れて生きて行けるのかと、晴は涙ぐみながら話していました。和子は金八先生のマネをしておどけた後、鈴愛の耳の事で心配になるのは分かるが、鈴愛には鈴愛の人生がある、律には律の人生がある。

 

自分たち親はもう子供からSOSを出した時しか立ち入ってはいけないと考えていることを晴に話しました。あの子たちはもう大人になってしまったと晴と和子はさみしそうに飾ってあった鈴愛たちの子供のころの写真を眺めていました。

 

仙吉は喫茶店で宇太郎と草太に鈴愛の東京行きを賛成していることを話していました。仙吉は、夢はかなわなくても元が取れると話していました。宇太郎は草太にも意見を聞きます。

 

すると草太は、鈴愛は行くべきだと言いました。これは宝くじに当たったようなものだと話していると、宇太郎は「俺は正直ようわからん」と言って、ビールをごくごく飲んでいました。

 

その話を聞いていた喫茶店の店主は鈴愛が喫茶店から10分おきに電話をかけていたことを話していました。電話をかける手が震えていて緊張していたことを聞き、宇太郎たちは鈴愛の覚悟が分かったような様子でした。

 

晴は、家で鈴愛が小学生のころに作ったゾートロープを押し入れから取り出して眺めていました。宇太郎が家に戻って来て晴に声をかけると、晴は、鈴愛はすごいかもしれないと話していました。

 

鈴愛が耳の事を正直に履歴書に書いた気持ちを知り、鈴愛の考え方と自分の考え方の違いと鈴愛の勇気にショックを受けていました。

 

晴は「スズメ」と自分が名前を付けたから遠くに飛んでいってしまうのではないかと落ち込んでいると、宇太郎がスズメはそんな遠くに飛んでいかないと晴を慰めていました。

 

夜、家族全員が賛成したことを鈴愛に伝え、鈴愛が喜んでいました。明日、農協にお詫びに行こうと晴は優しく鈴愛に言っていました。鈴愛が律に報告の電話をかけようとしていると、晴は泣きだしてしまいました。

 

いつまでも自分の中では子供である鈴愛が東京にいってしまうことがさみしくてしょうがないと素直に話し、居間から立ち去ってしまいました。晴の本当の気持ちを知り、鈴愛が涙をこらえるような顔で前を見つめるところで今回のお話はおしまいです。

半分、青い。27話「家族会議」感想

半分、青い。27話は、鈴愛が喫茶店で9時になるのを待って公衆電話で秋風羽織に電話をかけるところから始まります。しかし、電話は留守電でつながりません。10分おきに電話をかけ続けて、ようやくつながりました。

 

電話に出た羽織に鈴愛が羽織本人かと尋ねると、羽織は鼻をつまんで声を変え、明日12時以降に連絡してくださいと返事していました。しかし、鈴愛は羽織本人だと確信して、五平餅の鈴愛だと説明しました。

 

羽織に要件を聞かれると、鈴愛は父親の事を謝り、弟子になることを諦めていないことを伝え、「見捨てないでください」と羽織にお願いしました。さらに鈴愛が謝りに行くと伝えると羽織はそれをとめ「私に任せなさい」と返事をしていました。

 

翌日、鈴愛の家では晴以外が一生懸命掃除をしていました。鈴愛は花を花瓶にさして、仙吉に五平餅を用意してくれるようにお願いしています。若菜と編集者の小杉が現れ、名刺を渡すと少年誌の漫画の話で盛り上がっていました。

 

鈴愛は話の途中で、律に電話をしていました。若菜は羽織が締め切りに追われて忙しくここに来られなかったと前置きして、この間の電話についてしおらしく謝っていました。

 

若菜がウルウルした目で宇太郎を見つめると、宇太郎はかっこつけて若菜の話に合わせていました。そんな宇太郎は晴につねられていました。鈴愛は律に家族の6割方味方についたと報告して電話を切りました。

 

若菜は秋風羽織の弟子になる説明をして、家族でよく考えて決めてくださいとお願いして帰って行きました。夜、鈴愛の家ではようやく落ち着いて家族会議が始まります。晴は鈴愛が東京へ行くことを許さないと鈴愛に伝えます。

 

仙吉は取って食われるわけではないと晴を説得しようとしますが、晴は鈴愛が東京に向いていないと態度は変わりません。農協に行けと言われて、鈴愛は人の力で入ったところには行きたくないと答えますが、晴はたくさんの会社を受けて農協以外落ちた理由を鈴愛に聞きました。

 

鈴愛が答えないでいると、晴は履歴書に左の耳が聞こえないことをわざわざ書くからだと説明します。世の中はいい人ばっかりではない、周りの人は鈴愛に良くしてくれている。鈴愛は世の中の厳しさを知らない。

 

そんな鈴愛を東京に出すわけにいかない。やっていけるわけがないと晴は自分の考えを話しました。しかし、鈴愛は就職活動でなぜ落ちるかを分かっていたと答えました。

 

家族全員が少し驚いていると、鈴愛は続けて、自分は嘘ついて会社に入るのは絶対に嫌だと思っていたことを打ち明けました。鈴愛の考え方は辛いかもしれないけれど正しいような気がします。鈴愛が改めて「私は東京へ行く」と晴に伝えるところで今回のお話はおしまいです。

半分、青い。26話「子供の夢」感想

半分、青い。26話は、鈴愛が晴に漫画家になることを宣言して、晴が怒りだしているところから始まります。幸子はスーツを持ち帰ろうとすると、晴が引き留め鈴愛も自分が買いとると言い始め、スーツの奪い合いが始まりスーツが破れてしまいました。

 

鈴愛は喫茶店で説得順序を無視していきなり晴に話してしまったことを反省していました。晴は無言で怒っていて、家は雰囲気が悪くなっているようです。

 

羽織に相談してみてはと、菜生がアドバイスしましたが、鈴愛は親が反対していることを相談するほど子供ではないと、自分で何とかしようと考えているようでした。その頃、アシスタントの若菜が鈴愛の家に電話をしていました。

 

宇太郎が電話を取り、若菜に鈴愛から連絡をするように淡々と伝えられると、宇太郎は怒りだしてしまい、鈴愛の親に挨拶もないのかと文句を言い始めました。

 

若菜の方も文句を言われたことに腹を立て始め、若菜が怒っていることを察して、羽織は怯えていました。宇太郎が18歳の子供をいいように振り回しているというと、若菜は、18歳は十分自分で物事を判断できる大人だと言い返していました。

 

羽織が「ごへいもち」と書いた紙を電話中の若菜に見せると、若菜は電話を続けながら、「自分で作れ」と返していました。若菜は食い下がる宇太郎に「この話は無かったことでよろしいでしょうか」と答えて電話を切ってしまいました。

 

宇太郎は「やってまった。か?」と少しだけ焦っていました。喫茶店では、ブッチャが鈴愛にこっそりと、律の受験が危ないことを教えていました。

 

ブッチャは自分に相談しろと伝えましたが、鈴愛はブッチャではダメだと判断していて、ブッチャには合わせてうなずいていました。夜、宇太郎は電話の事を鈴愛に報告していました。

 

鈴愛がショックを受けていると、晴はちょうどよかったではないかと冷たく話していました。しかし、鈴愛はやっていいことと悪いことがある、子供の夢を潰す親がどこに居ると怒りだしてしまいました。

 

晴は宇太郎を責めようとする鈴愛に「おとうちゃんはあんたらのために一生懸命働いて…」と言い聞かせようとしますが、鈴愛の怒りはおさまりません。

 

晴は農協に受かったのは仙吉の口添えだったことを鈴愛に話してしまい、仙吉は取り繕うとしますが、鈴愛は泣きながら草太にも知っていたのかと確認しました。草太は聞いてはいないが察していたことを素直に話しました。

 

鈴愛は「この家は嘘つき家族や」と言い出し、自分の力で内定をもらったわけではないことを心の中で笑っていたのだと叫んで家を飛び出してしまいました。

 

いきなり漫画家になると言い出す鈴愛も勢いで鈴愛の進路を断ち切ってしまう親も不器用で似た者同士です。でも子を持つ親になると、両方の気持ちが分かる気がして複雑な気分になります。

 

泣きながら商店街を歩いて、律の家に向いましたが、律の勉強の邪魔をしてはいけないと思いとどまり笛を吹くのを止めました。鈴愛が笛を片手に律の部屋の下で佇んでいるところで今回のお話はおしまいです。

半分、青い。25話「農協で野菜は売らん!」感想

半分、青い。25話は、鈴愛が秋風羽織と対面するところから始まります。羽織が鈴愛の持ってきた五平餅を絶賛していました。羽織が二人にソファへ座るように促して、羽織は五平餅を食べ続けていました。

 

鈴愛は羽織との写真を撮ってもらい、控室を出ていこうとしましたがドアの前で足を止めて振り返り自分が漫画を描いていることを説明し、持ってきた漫画を羽織に見せました。

 

羽織は鈴愛が独自に描いた漫画について色々と尋ねて、漫画の描き方に説明をしていまいした。絵が鉛筆で書かれていることやスクリーントーンの代わりに手書きで点描しているとこを指摘して、鈴愛は馬鹿なのかと律に尋ねていました。

 

しかし、プロットや下書きもせずにいきなり本番で漫画を描き上げたことを知り、羽織は「天才?」と見方を変えたようです。

 

律は羽織が鈴愛になれていないので、混乱しているのではないか心配していると、羽織はそんな律をかしこいと評価していました。しかし、羽織は突然「私の弟子になりませんか」と鈴愛に聞き、鈴愛も即答で「なります」と答えてしまいました。

 

場所をいつもの喫茶店に移し、鈴愛は周りを説得する作戦を練り始めていました。仙吉を先に説得しようと企んでいると、律はそれよりも晴が錯乱すること間違いないと冷静に分析していました。

 

律は鈴愛に一度ちゃんと考えることをすすめましたが、鈴愛は秋風羽織の作品を作られるところが見たいと主張して、「農協で野菜は売らん!私は漫画家になる!」と宣言しました。

 

鈴愛がその決心を今決めたことを知り、律は「なんかお前すげぇな。あほなのか天才なのかわからん。」と感心して、和子を巻き込んでみてはどうだろうかと提案していました。

 

羽織が自宅でお酒を飲んで居ると、アシスタントにどういうことかと鈴愛を弟子に誘ったことを問いただしました。羽織は「まぁ見てなさい。面白いことになりますよ」と言ってなんだか怪しい雰囲気を出していました。

 

しかし、鈴愛は盛大な就職パーティまでしてもらった手前、誰にも言い出せずに一週間が経ってしまっていました。家に帰ると、菜生の母・幸子が来ていて、仕立て終わったスーツを晴が嬉しそうに見ていました。

 

鈴愛がスーツを試着して周りが喜んでいると、鈴愛は鏡に映った自分を見て思い詰めた様子で、自分は農協に行かないことを晴に切り出してしまいました。鈴愛は東京に行って漫画家になることを宣言し、晴が「はぁ?」と言って驚いているところで今回のお話はおしまいです。

半分、青い。24話「秋風羽織トークショー」感想

半分、青い。24話は、和子と弥一が新聞で秋風羽織のトークショーの広告を発見するところから始まります。弥一は和子にトークショーに行くことをすすめていました。和子も「サイン会かぁ」と嬉しそうにしていました。

 

鈴愛の家では、晴が農協の人に五平餅を出しながら、鈴愛の就職についてお礼を言っていました。晴は農協の人に仙吉が口添えしたことを鈴愛本人には内緒にしてもらえるようお願いしていました。

 

晴と宇太郎は仙吉にも改めてお礼を言っていました。仙吉はみんなで鈴愛の就職祝いをしようと提案していました。いつもの喫茶店を貸し切って、鈴愛の親戚や商店街の人が集まり、鈴愛の就職祝いが始まりました。

 

参加者の自己紹介タイムが終わると、仙吉のギターで宇太郎や律たちが「あの素晴らしい愛をもう一度」を歌っていました。鈴愛は昔を思い出しながら次第に涙ぐんできてしまいました。

 

律は鈴愛のお祝いに秋風羽織のトークショーのチケットを渡していました。律は和子が抽選に応募して当たったと説明していました。和子は行かずに鈴愛と律で行くことになったようです。

 

秋風羽織のトークショーは張りつめた空気で、羽織は司会者の話し方が気に入らず途中で退席しようとしていまいました。舞台から立ち去る前に、踵を返してお客さんにお詫びをしました。

 

「漫画では裏切らない」と宣言すると、拍手が起こっていました。鈴愛はその拍手の中、慌てて会場から出て行きました。鈴愛はロビーに居た羽織に差し入れを渡して、「かっこいい。お父ちゃんとは違う。」とうっとりしていました。

 

羽織は控室で鈴愛から貰った五平餅を食べると、おいしさに衝撃を受けていました。アシスタントにすぐこれを持ってきた少女を連れてこいと命令していました。

 

アシスタントの人が鈴愛を見つけて控室に鈴愛と律を連れてきて、鈴愛たちが羽織に挨拶するところで今回のお話はおしまいです。

半分、青い。23話「京大のノーベル賞受賞者」感想

半分、青い。23話は、鈴愛が初めて描いた漫画を読んでもらおうと律の家の外から律を起こそうとするところから始まります。代わりに律の母・和子が出てきてどうしたのかと尋ねてきました。鈴愛が漫画を描いたと言うと、和子は驚いていました。

 

鈴愛は律の家で和子から律の将来について話を聞いていました。和子は律をベートンベンや村上春樹にしたかったと話していました。弥一も居間に現れて会話に参加していました。和子はとにかく律にノーベル賞を取ってほしいと考えているようです。

 

鈴愛は弥一に漫画を渡すと、弥一はすごいと感心していましたが、これを最初に見るのは律なのではないかというと、和子と鈴愛が妙に納得していました。和子は無理やり律を起こして、鈴愛も無理やり漫画を読ませようとします。

 

平日の朝、時間は大丈夫なのかと律が和子に確認していると、鈴愛は朝の支度を思い出して慌てて帰って行きました。秋風羽織の元には編集長が先日のことについて謝りに来ていました。

 

雑誌を乗り換えないことを条件に秋風羽織のトークショーを要求していました。羽織はイメージを守るためにずっと顔を出すことを自分から拒否していたようでしたが、自分の読者に会ってみたいと心境の変化があったようです。

 

夕方、鈴愛は喫茶店で律たちに漫画を見せていました。ブッチャや菜生が一緒に漫画を見ていたので、律は最初に自分に漫画を読ませるのではなかったのではと聞きましたが、鈴愛は「弥一の声に洗脳された」と返して、律はそれに納得していました。

 

その話を聞いて、菜生は早朝の5時半過ぎに起こしても許される相手が律だったと指摘すると、律は「それだけか!」とがっかりしていました。鈴愛は自分の家族にも漫画を読ませていました。

 

みんな楽しそうに漫画を読んでいて、ほっこりしています。すると律から電話がきました。律は喫茶店で鈴愛に言いそびれていたことを話します。それは進路を東大ではなく京大にすることでした。

 

鈴愛は京大も東大も違いが分からないとあっさりしていて、それよりも和子に伝えるのが一番大変なのではないかと尋ねました。律はこれから和子に伝えると返事して、この電話は景気づけの電話だと言っていました。

 

鈴愛はそれを聞き「いいことをおしえてやる」ときりだしました。場面は、変わり律の話を聞いた和子は呆然とした様子でした。弥一は京大でもいいのではないかと和子に声をかけますが、和子は無言でうなだれていました。

 

律はおもむろに京大のノーベル賞受賞者は、東大のノーベル賞受賞者の方が多いことを話しました。それは鈴愛の入れ知恵で、律の進路についてブッチャから先に話を聞いていた鈴愛が図書館で調べたことだったようです。

 

その話を聞き和子はあっさり志望の変更を受け入れたようでした。夜、鈴愛は2作目に取り掛かっていました。内容は律が弓道部の女子に恋に落ちた話のようです。また徹夜で漫画を描き上げ、今度は4時半に律を起こしているところで今回のお話はおしまいです。

半分、青い。22話「鈴愛の漫画」感想

半分、青い。22話は、鈴愛が漫画を描き始めるところから始まります。一通り書くと、秋風羽織の漫画で使われているスクリーントーンを見て、鉛筆で点を打ち始めていました。

 

スクリーントーンは点や線のパターンが印刷されているもので、シールのように貼り付けるのですが、鈴愛はそれをひたすら鉛筆で描いています。プロの漫画家さんでも手書きの人がいますが、手書きでやるのはとても大変な作業です。

 

律の家では和子と弥一が律の模試の結果について話をしていました。律の東大模試は合格判定が「E」で弥一はそれを現実として受け止めていましたが、和子は受け入れられない様子でした。

 

秋風羽織の仕事場では編集者が新しい漫画のタイトルについて意見をしていましたが、羽織先生は全く聞き入れず拒否していました。編集者が編集部としての意見だと伝えると、羽織は編集長に電話して、続きは別の雑誌で描くと伝えて、電話を切ってしまいました。

 

律は喫茶店で一人ジュースを飲みながらテーブルの上に置いてあるおみくじをしていました。結果は大凶で喫茶店の店主に文句を言っていました。すると、ブッチャがお店に入って来て律の話を聞きます。

 

律は京大を受けることを報告すると、ブッチャは自分も京都の大学を受けると言い出していました。律がそんな簡単に進路を変えて大丈夫なのかと聞くと、ブッチャは一番大事なのは友達と居ることだと笑って言っていました。

 

ブッチャは律の事が大好きなようで微笑ましいです。夜中、鈴愛はひたすら漫画を描いていて、漫画の中の男の子は律が言っていた「これは運命だ」というセリフを言っていました。どんな話なのでしょうか。

 

宇太郎はそんな鈴愛の様子をこっそり見て、何をやっているのかと心配していました。寝室に戻ると、晴も起きていて鈴愛が内定をもらえたことに安心していました。農協に受かったのは仙吉の口添えのおかげだったようです。

 

晴は、鈴愛がこれからどういう人生を歩むのか漠然とした不安を覚えていました。鈴愛の左耳が結婚に影響するのではないかと心配しているようです。宇太郎は楽観的で、晴に似てかわいい鈴愛には言い寄ってくる男性がいっぱい来ると言っていました。

 

そんな宇太郎をポジティブで明るく鈴愛の性格は宇太郎に似ていると言っていました。早朝、鈴愛は徹夜で漫画を描き続けていました。漫画を仕上げた鈴愛は、それを持って律のところに行き笛を吹きます。

 

机で眠り込んでしまった律は窓を開けると、へたり込んで寝てしまいました。鈴愛が外から一生懸命呼んでいる中、律が眠り込んでいるところで今回のお話はおしまいです。